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恋する広告 事例2

コンテンツプランナーの土田です。

今日ご紹介したいのは洗剤ブランド「ラボン」のCMです。
2014年から継続的にキスマイの玉森さんを起用しているのですが、
2018年からCMのテイストを大きく変えています。
まず2014年のものを。

https://www.youtube.com/watch?v=2AsFFeo70dE

2014年まではまさにCM!といった様子で、過度な照明などの演出の仕方がわざとらしい。
またギャグっぽいオチ(玉森さんのセリフに突然板尾創路さんが現れてツッコミを入れるなど)を出しています。
続いて2018年はこちら。

https://www.youtube.com/watch?v=OTJT5ylN7xU
(0:00~1:30まで)

一方で2018年から放送されている「今日も恋する。ラボンする。」ではまるで玉森君と同棲しているような感覚に陥る一人称視点のCM。
CMは時間別のタイトルが付いており、「am 9:08」篇では朝の洗濯時に見つからないラボンの場所を彼女に問いかけるもの。また「pm 3:40」では商品の買い間違えに少し不機嫌になりつつもすぐに電話越しの彼女を優しくなだめる。最新作の「pm 10:22」篇では少しおしゃれした玉森さんがズボンを脱ぎ(!)、女性ファンの妄想を駆り立てるもの。
SNS上ではCMのたびに「ラボン」の嵐だとか。

TOYOTAの「金曜日の新垣さん」もそうだが、一人称視点の動画は没入感が非常に高く、しかもワザとらしくなく、深くリーチが出来る。

恋愛コンテンツの一つの手法として覚えておきたい。