映画 きのう何食べた?
観てきました。
11;20からだったのですが、観に行こうと思ったのは10;40。外に出てタクシーにすぐ乗れたら行こうと思って外に出ると、見事にタクシーが!
これは行けってことだなと勝手に解釈し、映画館に着いたら、ちょうど本編が始まるところでした。
今回も料理が美味しそうでしたが、同性が同性を好きになることの苦しさや問題、喜びがフォーカスされていて、映画館でもすすり泣きする人々がたくさんいました。
私は「この問題も、もう少ししたら、こんなことが映画のテーマになってたんだね」と、同性同士が家族になり、普通に暮らせることが当たり前の時代になるだろうなぁと思いながら観ていました。
子を持つ親として、親目線でも考えながら観ましたが、当事者にならないとわからないけれど、子どもが幸せなら、孫ができなくても、親の私の立場なんて考えなくていいから、思うように生きてほしいと言えるようでありたいなと。
それが当たり前の時代になるといいな。もう、当たり前になりつつあるけれど、映画になるくらいだから、まだまだ現実は厳しいことがたくさんあるのでしょう…
私の周りにも何人かいるけれど、女性より女性らしくて優しい人が多いですよね。主人公のケンジとは、友達になりたいくらい。あんな人が近くにいたら、いつも相談しちゃいそう。美味しそうに食べてくれるしね(笑)
いやぁ、本当に、人を愛すること、人を思いやることは素敵だなぁと、改めてほっこりした気分になる映画でした。
コロナ禍で飲食シーンの多い撮影は、大変だったと思うだけに、ありがとう!という気持ちでいっぱいです。
帰宅して、夜、疲れていて作るのがしんどくて、料理が雑になっていくのが自分でわかったのですが、そんなとき、今日観た映画の料理シーンが浮かんできました。
相手を思いながら笑顔で作るシロさんの姿。美味しそうに食べるケンジの笑顔…
そうだ、穏やかな気持ちで笑顔で作ろう、家族のために心を込めて作ろう…と、気持ちを切り替えて作ることにしました。
挽き肉と玉ねぎを醤油、オイスターソース、酒、みりんで炒め、片栗粉でとろみをつけたものを白米にかけて出したら、子どもが「うまっ!」と、珍しく感動していた(笑)
なるほどね。やはり料理には気持ちが宿るといいますが、わかりやすい反応が返ってくると、作る心持ちが大事だなと改めて思いますね。これも、映画のおかげ。
イライラしてるときは、ちょっと一呼吸置いて、作ることにしよう。気のエネルギーも、料理に反映するようなので。これも美味しく作るコツなのでしょう。愛に勝る料理はないんだなぁ。つくづく思った1日でした。
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