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クラフトビールの「夢」と「そろばん」 第19話

2023年7月 3日(月) 

こんばんは。
7月になり梅雨も飛んで行ったんじゃないかという陽気🌞
OGA BREWINGは平日でも15時開店と同時ににぎわいはじめます。
ゆっくりおしゃべりしながら飲む2人連れ、
ふらっと立ち寄りさくっと飲んでゆく1人客、
思い思いの時間を楽しんでもらっているなあと感じてます。

きょうのお客さん曰く
「三鷹駅からタクシーに乗って、『三鷹のビール屋さんOGAヘ!』と言うと
『むらさき橋通りのタンクあるところですね。私も一度行きたいって気になっているんです』って、すんなり運んでくれました」

ようやく地元の人に知られるようになってきたのかなあ。

今、店内のボトルが並ぶ棚はこんな感じです。

2023.7.3現在。買えるビールです。

定番ビール、期間限定ビール、OEMビール、コラボビールなどなど
自分でも種類多いなと思うほど揃っています。

この中から、きょうは下の段右から4瓶目の
「M.C MITAKAさん 久住昌之さんラベル」のことを書きます。

三鷹産の農産物で造るシリーズ


M.C Mitakaさん 久住昌之さんラベル

まず、「M.C」について。
「M.C」とは Mitaka Consecutiveのことで、三鷹産の農産物を使用した僕たち自慢のシリーズです。大麦、小麦、ホップ、さらにはキウイ、サマーオレンジ、イチゴなどを積極的に使って、都市農業が元気な三鷹ならではのビールを造っているんです。

三鷹市の地層は関東ローム層。
この辺りは特に武蔵野層と呼ばれる肥沃な火山灰土なんです。
むかしむかしから農耕に向いていて、大麦、小麦も栽培していました。
そんな歴史も三鷹にブルワリーを構えた理由につながるのですが……
「いつか大麦や小麦、ホップを栽培したい」という思いを抱いていました。

思い続けているとご縁は生まれるものですね。
農家の方とめぐり合えて、2019年から畑に通いはじめました。
畑はOGABREWINGから自転車で10分くらいの場所に!
僕も種蒔きするんですよ。

この写真は2020年11月の大麦の種蒔き。まだ慣れなくてへっぴりごし気味💦
小麦の新芽。いとおしい! 麦踏もします。

収穫した小麦を使って誕生したのが、これ。
「M.C MITAKAさん」。
スタイルはクリスタルヴァイツェンです。

このラベルが「M.C MITAKAさん」の定番

ご縁はつながる! 

三鷹ゆかりのこのビール。
昨年、マンガ家でミュージシャンの久住昌之さんとご縁があり、
ラベルを描き下ろしていただくことになりました。
久住昌之さんは、三鷹出身・在住。
ラベルまで三鷹ゆかりの限定バージョンが誕生したのです。

久住さんには描いていただく前に、
OGA BREWINGにて味わっていただきまた。
ひと口飲んで、にっこり。「いやぁ、おいしいですね」。

どんな絵が誕生するのかすごく楽しみでした。
仕上がった絵は、
白い雲が浮かぶ青空の下に小麦畑がのびやかに広がっていて、
畑に埋もれる久住さんがウクレレを弾いている風景。

収穫前の小麦畑が、ざわざわと風に揺れる音も聞こえそうではないですか!?

昨年は発売してすぐに売り切れてしまった久住さんラベル。
7月1日から再発売していまして。今ならまだあります🍻

「地産地消」とか「SDGs(Sustainable Development Goals)」とか、
キャッチはさまざまに付けられるビールですが、
あえて「M.C」。三鷹の「Consecutive」をどうぞご贔屓に!


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