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クラフトビールの「夢」と「そろばん」 第1話

2023年2月27日(月)

創刊準備号を読んでいただきありがとうございました。

先週月曜日にはじめて書いたnote.。
どんな風に広がるかドキドキでしたが読んでくださる方いてうれしかった。
皆さんありがとうございました。そしてよろしくお願いします🍻
少しずつでも伝わるようにと願って、月曜日配信をゆる〜く続けます。
ふと、文章で気持ちを伝えるのとクラフトビールを醸造するの、
ドキドキ感がどことなく似ているように感じています。

ドキドキしている僕、小笠原恵助、マスクなし写真を撮ってもらいました。
場所は東京都三鷹市にある我が社「OGA」前。入って左側が醸造所です。
僕が抱えているのは「ケグ」。樽のことを業界ではケグと呼びます。

「夢追いビール人」こと、小笠原恵助です。「note.見て来たよ」と話しかけてくださいね。

第1話

クラフトビールの会社は、人がすべて

好きなクラフトビールを僕が思うテイストに醸造して飲んでもらいたい。
ビールを真ん中に人と人がつながってドキドキしたりワクワクしたり、
忙しい毎日だけど僕のビール飲みながら豊かな時間が生まれたらいいな……。
そんな夢を仕事にしたくて踏ん張ってきたけれど、振り返ると失敗だらけ。進んだら壁に当たる、超えてもまた壁。
資金も常にカツカツ、いやカツカツ以下で
「今月の給料ちょっと待ってほしい」ってスタッフにお願いすることも。
申し訳ないけれど、夢のためだから我慢してほしいなんて甘すぎた。
何がダメだったのか。答えはシンプル。
ビールを作って売る会社の経営者として、当然やるべきことのたくさんを「夢」を盾に避けてきたから。
例えば、お金の設計図を考えたり、働く仕組みを作ったり。
避けてきた当たり前のことを、「株式投資型クラウドファンディング」を
きっかけに総決算。すべてを見直した。
そうして見えてきた大切なことが「人」だった。

僕たちは、クラフトビールのプロ集団だ

ビール造りは一人ではできない。もちろん一人でやれないことはない。
しかし、僕が目指すクラフトビールの仕事は一人では到底できないんだ。

OGAで展開する仕事は概ねこのように分業されていて……

・醸造するビールのレシピ考案
・タンク洗浄(ビール屋の仕事は洗浄が最も重要と言われるほど)
・仕込み、醸造
・ネーミング、ラベルデザイン考案
・コピーライティング
・ボトリング(瓶に詰める)
・ラベリング(1本1本手貼り)
・在庫管理
・配達
・店舗での接客、グラスに注ぐ(サーブ)
・料理を考える、作る
・ケータリングカーでイベント出店
・経理
・営業
など。

これらの業務すべてに選任スタッフが存在するのがOGAの強み。
クラフトビールのプロ集団だと言っていいんじゃないかと思う。
僕はとことん任せる。信じて任せる。
みんな1つのことに集中して取り組む、誰が欠けても成り立たない。
だから互いに「ありがとう」って言いたくなる。
そうして個人スキルがアップする。一人一人が成長する。
みんなの成長は、当然のことながら会社の成長なんだよね。
当たり前のことだけれど、難しいし、ゴールがない。

もっともっと強いクラフトビールのプロ集団になりたい。
新しい人材も欲している。
なぜかというと、近い将来、ある目標を掲げているからだ。
それは、缶ビールを作ること。今はまだ瓶ビールしか作れない。
そんなことも話したいですね。
ではまた来週🍻


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