クラフトビールの「夢」と「そろばん」 第50話

2024年 2月 23日(金)

「おお〜! note.次回で第50話になります」
と前回書きましたが、これは間違いで
前回は49話だったことに気づき、慌てて修正しました💦
数字は大事なのに、いけませんね。

雪が降ったかと思えば、先日は初夏のような陽気。
昼ビールの季節が来たはずなのに、また真冬です。
ま、真冬でも昼ビールを飲みますが……。

さてさて、今年も久住昌之さん書き下ろしラベルのビールが登場です。
「孤独のグルメ」原作者、久住さんは地元三鷹のビールに関わるお仕事を
とても喜んでくださっています。
お隣の武蔵野市で盛り上がっていた
「第19回Musashinoごちそうフェスタ~ふらっとムサシノ~」(武蔵野商工会議所主催)でも大活躍でした。

久住さんのTwitterより

「うれしいな」のひと言が、とてもうれしい。


まだ在庫あるかな!?  お急ぎください!


中央線界隈
クラフトビールの変遷をめぐる冒険


中央線沿線界隈のブルワリーを、オープンした順に辿りながら
はじめて訪ねた時のことを思い出しています。
どのブルワリーにもつくり手の想いがすごく深くたっぷりあって
ビールが好きでビールを自分の手でつくりたいという夢が詰まっていて
存在そのものがすばらしいなあと、ほんと、あらためて感じます。

今回は、高円寺の「アンドビール」。
中央線の車窓からも見えますね。
オープン当初は店内で醸造していて、タンクを目の当たりに
「おお〜! ここで造ってるのか!」と誰もが思ったでしょう。
すぐに近くに醸造所ができたし、今は山梨にも拠点がある。
クラフトビールの世界を笑顔で楽しそうに広げておられるようす、すごい!

「アンドビール」の特徴で魅力なのは、メニューが
スパイスカレーとクラフトビールの二本立て。
この二本立てこそがクラフトビールの裾野を広げたと言っていいでしょう。
スパイスカレーめぐりをしていた人が「アンドビール」を目指して来店、
そこにクラフトビールがあって、はじめまして。
カレー目当てなんだけどせっかくだから飲んでみようかとなって、
みごとにハマってしまう。
そんなストーリーがかなりの確率で完成する。

前回触れた武蔵境の「26Kブルワリー」は、
「ond」というフードコートのような空間にあって
季節の惣菜を求めて来店した人に、
クラフトビールの魅力を伝えることができる。

「VARTERE」(奥多摩)や「高尾ビール」(八王子)のように
郊外にあるブルワリーは、山や自転車といった趣味
アウトドアとつながるブルワリーが、そして
街なかには、ビール以外の食とつなげたブルワリーが生まれた。
2017年、2018年は、
クラフトビールファンがメキメキ増えた時期だったのです。

そして、並行して、ビアバーも増えましたね。

続く。



日常のOGABREWING、新しいビール、イベント情報は
こちらで配信しています。

🍺OGABREWING公式ホームページ
🍺Twitter(X)
🍺Instagram
🍺facebook


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?