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命日

今日はちょっと私事。

ちょうど4年前の2020年の7月26日に私の主人は癌でこの世を去りました。
享年57歳でした。
癌とわかってからわずか2ヶ月の命でした。

その時息子は小学校6年生。
しかも主人の意向で、息子は亡くなるまで病気である事は知らずにすごしました。
良くも悪くも主人は単身赴任をしていたため、具合が悪くなってからの様子を息子はほとんど知りません。
コロナ下という事で入院してしまうと子供に会えなくなるという理由で亡くなるその日まで入院もせずに過ごしていました。

その日は本当は家族で最後に出掛ける予定の日でした。
その願いは叶う事なく主人はお空へ行きました。
息子は泣き崩れ、私は途方に暮れました。
亡くなってから私は怒涛の日々を過ごしました。
会社を経営していた主人の会社の手続きやら、相続の事、お葬式の事、お墓の事、これからの生活の事、来客の対応、子供の心の事などなど、北海道に会社などがあったため北海道にも何度も行きました。
淋しさも辛さも感じる余裕も無いくらいやる事が多かったのを覚えています。
最後にお墓を建て終わったのが一年後でした。

それから間も無くして、私は心が壊れて行きました。今思えばホッとしたのだと思います。
病院で仕事は辞めるように言われたり、家で倒れて救急車で運ばれたり…
病名は鬱病。
そんな中、子供たちは必死で私を支えてくれました。
生きてくれと願ってくれました。
支えてくれた子供たちには感謝しかありません。

これから先、あとどのくらい生きるのかはわからない。
だからこそ、私は毎日を大切に生きて行きたいです。
笑顔で過ごしたいと思っています。

そして、同じように死別による悲しみ、生きる事に対して悲しみや苦しみを感じている方たちに寄り添ってその方達が少しでも笑顔で前を向いて生きていけるように寄り添える人間でありたいと思います。

最後に私を救ってくれた詩をお届けします。


ゲシュタルトの祈り

私は私のことをします。
あなたはあなたのことをします。

私はあなたの期待に応えるために生きているのではありません。
そして、あなたも私の期待に応えるために生きているのではありません。

あなたはあなた、
私は私。

もし私たちが偶然出会うことがあれば、
それは素晴らしいことです。

もしそうでなければ、
それもまた素晴らしいことです。



あなたの人生が少しでも前向きに笑顔である事を願っています。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

これからも少しづつ、私の事を綴っていけたらと思っています。
これからもどうぞよろしくお願いします。

素敵な一日をお過ごしください🍀


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