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大人の自分を育てよう

怒るのは、大切にしているものが阻害されるから

怒る、というのは、自分が何かに悲しく思って、反応しています。

「自分はこれができない。だから自分には価値がない」

と思ってしまうきっかけにもなってしまいます。それを「ビリーフ」といいます。このビリーフが、さまざまな人間関係に影響を与えています。

自分ができないことと、価値がないことはまったく関係がありません。でも、なんらかの出来事で、自分はそう感じてしまっている状態です。

そして、そう信じて、ものごとを見ます。
すると、ものごとに、自分には価値がないという理由を見つけてしまい、ますます落ち込んでしまうのです。

子どもの心が傷ついているのに気づいてあげよう

傷つくのは、子どもの心、だとわたしは思っています。
子どもの心を自分で認めていくと、だんだん大人として育ってきます。

大人として育ってくる、というのは、つまり、自分を責めない

よく心が弱いという言い方をしますが、違います。
自分が自分を責めてしまうから、つまり、自分が悪いと信じているから、苦しいし避けたいと思ってしまうんだと思います。

心の反応なんです。

私は、日本人に自分のことを責めやすい人が多いと感じています。特に子どもの頃は、自分のことを責めやすい傾向があります。

大人になると、他人から責められても、自分が大丈夫だと思えば、相手と距離を取る必要がないです。どういうことかというと、否定されたから、否定した人から離れるというのは、自分で自分を否定しているから

誰かから自分を否定されたとしても、自分で自分のことを否定しさえしなければ、案外付き合えてしまいます。

自分に「悪い」意味づけをして、信じてしまうことが傷つきの原因

嫌なことをされて、嫌だと思ってしまうのは自分の感じ方です。そこに、自分が悪いから、とか、自分には価値がないからという意味づけを加えてしまうことが原因です。

ではどうしたらいいか?

それは、自分で自分に寄り添ってあげることです。
「そうだったんだ、いやだったね」そうやって、自分に寄り添うことを当たり前にしていけば、自分はこういうことが嫌なのだなと、感じることができます。

そもそも感情に良い・悪いはありません。

そうやって自分の心の動きを客観的に見ていくことで、ある時、嫌だと思った出来事が、感謝に変わることもあります。立場を変えて角度を変えて出来事を見られるようになるのは、心が育ってきた証拠です。

ある出来事の見る角度が変わることをNLPではリフレームといいます。

この出来事はこのようにも見える、と多角的に思えるようになるのは、心が大人になってくるからだと思うのです。

大人の自分を育てられると、物事の見方を変えられるようになります。そして、自分を責めることなく、自分を振り返り、自分の価値観で、自分に必要なものを選び取れるようになっていきます。

そんなふうに、「自分を悪い」と感じなくなっていくと、人と会うのが怖くなくなります。自分を守らなくて済むように、自分の嫌だなと思ったことを正直に伝えられるようになっていきます。

自分を守り過ぎる生き方をやめよう。

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