冷戦は宇宙開発を推し進めてくれるけど、冷戦になるまでって熱戦になりやすいよね

私の持論、そして歴史を見ての通り宇宙開発は冷戦と共にあったと思うんだ。

宇宙開発競争によって人類の宇宙進出が進んだ現実は、どうしたって否定のしようがないものだと思う。

だけれども、冷戦が不幸中の幸いだったのは熱戦、実際の戦争にならずに終わったという点だった。

宇宙開発競争は戦争に関係することなく、平和な宇宙開発に止まったんだ。(異論は認める。GPSが戦争と関係してないかと言われたら、まぁ、難しい。)

冷戦が終結したことで、宇宙開発は止まった。つい最近、スペースXの活躍があるまでは、ソユーズが唯一の宇宙ステーションとの連絡橋だった時代が長年続いていたんだ。

競争相手のいないものはどんなことであれ伸びにくい。競争相手をはっきり認識することで、目標と負けまいとする気持ちが生まれるんだ。あと、宇宙開発は採算が取れない分野だから、国威高揚とかそういう目的じゃないと伸びなかったというのもあると思う。

そして現在は米中冷戦へと世界全体が真っ二つに分かれ始めたその最中。
平和主義者の自分としては、今が一番危うい時期だと思うんだ。

米ソ冷戦の時だって、ちょっと前まで米ソの二カ国は枢軸国と戦うために一つの連合国として同盟を組んでた。連合国は今でも国際連合として続いているけど、第二次世界大戦の時は軍事同盟を含む本当の同盟だったんだ。そしてそれが共通の敵がいなくなって対立した。

でもさ、当初は冷戦になるかどうか曖昧だったし、冷戦じゃなくて熱戦になる可能性だってあったんだ。チャーチルなんて想像を絶する作戦を考えていたわけだからね。

今の米中関係、そして冷戦になろうとしてる感じって本当に米ソ冷戦と似ている。

まずさ、米中関係ってついこの間まで物凄くよかったのよ。ニクソンとキッシンジャーによる訪中から始まった準同盟関係。ソ連に対抗するための敵の敵は友の関係性。それってさ、ドイツに対抗するために同盟結んだ米ソと似ているよね。

そしてさ、今はもう完全に敵対関係じゃない?米中関係って。第二次世界大戦で負けたドイツは米ソで分断されたし、冷戦に負けたソ連もある意味米中の間で分断されたとも捉えられる。(めちゃくちゃ異論認めます。)

今って、本当に危ういと思う。下手したら、冷戦への移行に失敗して熱戦、第三次世界大戦、そして核戦争が始まってしまうんじゃないかってぐらい。どこも胡散臭い。嫌なムードだよ。

だからこそさ、未来に夢を見るんだ。この状況はすごく嫌だよ。嫌なムードだよ。でもさ、もしかしたら人が宇宙に行く時代が再びやってくるかも知れないって考えたら、少しは夢があるじゃない?

平和主義者の私にとっては、今の情勢はすごい不安だし、別にそうじゃなくたって滅茶苦茶不安だと思う。正直岸田さんには期待していた分、すごい、すごい残念な気持ちになっている。でも、宇宙に、人が宇宙に行ける日がまた来るんだ。今だって言ってるって?もちろん。でもさ

新しい未知の領域へ人類は再び航海を始めるんだ

こんな良いことってある?

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