2024/01/03

できれば毎日投稿する、と書いておいて、早速サボってしまいそうになった。ただ一応の理由はあって、今日は思考を深めたり、閃いたりする瞬間が全くなかったのだ。

今日は一日家にいて、洗濯をして干して、少し部屋の片付けをした以外はずっとNetflixで適当に動画を見てダラダラしていた(寝てたか座ってたかもあんまり覚えていない)。
家の中にいると、あまり頭が働かない。思考が始動するのって、外部からなんらかの刺激が与えられた時であって、家にいるとその刺激が全くなくなってしまうので思考が開始されず、何を書けばいいか全くわからなくなってしまった。

家には「自分」が充満してしまっている。自分の好きなもの、自分が欲しくて買ったものしか置いていない。全て自分の化身のようなものであって、自分の「外部＝他者」ではない。
外に出て、自分以外の何かに触れることで思考が開始される。外の景色を見て妙なノスタルジックな感情に襲われたり、電車の中の知らない人同士の世間話を聞いて、イライラしたり。前に錦糸町の電車の発車ベルがタイミングがずれて同時に聞こえてきた時、すごく前衛的な音楽に聞こえて心がザワザワした。
大学受験の時、外の方が集中できるからといって、家では全く勉強せず予備校の自習室でしか勉強していなかった。今でも読書が最も捗るのは電車の中だ。「外にいる方が集中できる」ではなく、「外にいないと頭が働かない」が正しい表現だろう。
それは僕の脳が緊張状態にあるということでもある。緊張状態にいないと思考は開始しないのだ。

そして今日は家で何もしなかったという後悔の念から、深夜に西洋哲学史の勉強をしている。リベンジ夜更かしという単語があるらしいが、これはまさにリベンジ夜更かし(勉強)。

明日から仕事なのでここで切り上げて早く寝よう。久々に子どもたちに会える楽しみな気持ちもありつつ、ハードな仕事に対するプレッシャーが大きく、少し心が重たい。でも始まってしまうと大丈夫なんだよね。まあなんでもそうか。