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超心理ファンタジー「クイーンズ・クオリティ」に出てきた鶏だしのおかゆに触発され作ってみた


人の心の闇に入り込む新感覚ラブファンタジー「QQスイーパー&クイーンズ・クオリティ」をスマホで読んでいます。主人公・文が、ムシ(悪意のような存在)と戦ったあと、寝込んでいるキュー太郎(変換できなかった)に、「あーんして」と食べさせてあげたおかゆです。


鶏スープで作ったおかゆにすった山芋、しょうが、煮玉子

先代(キュー太郎のおばあさん)がつくったんだけど、文も山芋をすってお手伝いしました。鶏スープでたいたおかゆに、すった山芋、しょうが、煮卵をのせたものだそうです。中華ぽいともあったので、ごま油でもたらしてあったのかな。

煮玉子の代わりににら入り玉子焼にしてみた

読んだときは「炊いたおかゆの上にすった山芋がふわっと乗っている」のをイメージしたんですが、あいにく家にあるのは、お好み焼き用に冷凍してあった、すった長芋。なので、おかゆができてから、冷凍された状態のまま入れて、適当にかきまぜました。
煮玉子は時間がかかるので、にら入り玉子焼きを合わせてみました。

「あーんして」「あーん」病気の時甘えられるのっていいね

長芋がおかゆと混然一体となってまろやか、しょうがの味がきいていてあったまる感じでした。消化にもいいし。

お話の中では、おかゆを置いて部屋を出ていこうとすると、キュー太郎が寂しげな顔をするので、「食事をお手伝いしましょう」と食べさせてあげるのです。「あーんてして」と言うと、普段は厳しい師匠であるキュー太郎が「あーん」と言うので文が笑ってしまうというところ、小さいエピソードだけどすごくいい。甘甘で「くーっつ」ってなっちゃいました。

「クイーンズ・クオリティ」は現在も続く!


キュー太郎は、人の心の中にある穢(けが)れを払う“ココロの掃除屋”を家業としている堀北(ほりきた)家の長男です。イケメンだけどコミュ糞(コミュニケーション下手糞)なの。
そして主人公・文は、精神的にすっごく強い。人々に絶大な力を及ぼす『女王(クイーン)』の力を持ってる。しかも美人でJK! 怖いものなし!
ムシとか蝙蝠とかウミヘビとかが襲ってきて、戦闘シーンは美しくも壮絶なのですが、この二人の、お互いを思いやる気持ちが貴くて、これを読むと、心が浄化される気がします。

これ読むと、掃除に励みたくなる。雑念を消してきれいにすることはいいことだ。

設定も面白いと思いました。「ウチガワ」という闇の世界があり、そこから一人ひとりの心の中に「ドアを開けて」入っていけるところとか。

人の無意識の世界はウチガワで全部つながっているのかな。

現在も絶賛連載中(ベツコミ)です。単行本は20巻が6月26日発売です。

36話あたりまで読んだところです。ベツコミ7月号は90話だから、まだまだ楽しめてうれしいです。

心の病気の原因となるムシを探し出して殺して、人を助ける掃除屋さん、応援してます!

そして、おいしそうなメニューがあったらまた作ってクイクオの世界を感じたいと思います。

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