ドラマ「東京、愛だの、恋だの」よく出来てます。古川雄輝出演の初回で心掴まれた!
大都会・東京で生きる女性たちのリアルな“いま”を描くParaviオリジナルドラマ「東京、愛だの、恋だの」が期間限定でTVerで無料配信されているので視聴しました! (1話は1/711:59 終了予定です、お見逃しなくどうぞ)
主人公は、不動産会社に勤める和田かえ(松本まりか)、35歳、独身。彼女のところにいろいろな事情を抱えた女性が住まいを探しにやってきて、、、というようなストーリーです。
各回登場する女性の生き方、そして、かえがどんな生き方を選択するかが見どころです。
俳優・古川雄輝くんが第1話に出ているので見ました。古川くんは結婚を間近に控える林ゆか子(大原櫻子)の婚約者・首藤春明の役です。良かったシーンなどをご紹介します。
このときは幸せそうなんだが
かえの不動産屋に現れた2人。微笑み合って仲良さそう。でも、部屋選びにゆか子はIHはいやだとか、お風呂に窓がないとか、こだわりまくり。不満ばっかなの? ハルも困ってる。
ダブルの礼服最近流行ってるの?
知り合いのサプライズパーティーに向かう2人。
「もしかしてサプライズで俺たちの婚約祝いとか」
「まさかあ」
にこにこしていて非常によろしい。
でも、離婚パーティーと知り愕然とするんだよねえ。
衛社長が司会してる?
「スカート丈は短く。引きずらないように」と離婚式豆知識を披露する司会者役の江口のり子。こういうところ面白い。まさかSUPERRICHの衛さんじゃないよね?
リングから覗くと違う世界が見える?
リングでこんなことして遊んでるゆか子。マリッジブルー? ほんとは結婚したくないのかな。そんなことしても問題解決しないぞ。
「あのパーティーから変だよ」
「あのパーティーから変だよ。俺たちこれから結婚するんだよ」
(多分その前から前兆はあったと思う。ハルが気づかなかっただけで。)
このヒリヒリするやり取り、うまいです。それを見ている店員さんの表情も素晴らしい! この人いいなあ。
「そんなにすんなりと?」
みゆきと話しているハル。みゆきとオーナーがあっと言う間に結婚したと聞いて。住まいもリングもなかなか決まらないハルだから言える台詞ですね。
髪の流れがすてきです。
ハルはみゆきから、ゆか子はオーナーから、結婚から離婚までのいきさつを聞く。元夫と元妻の語りが交互に重ねられていくここから、切ないです。
みゆきとオーナーの考えがずれていくので。
離婚したあとのほうが好き、とは?
「離婚したあとのほうが彼のことをよく考えるようになった」とみゆきは離婚を前向きに捉えている。ハルは納得できたのかな。
見ている私たちは、夫が「もっと努力していれば、最悪の状態を抜け出せたんじゃないか」とまだ考えてるのを知ってるわけで。
決定的に違う。そこが悲しい。
2人が去って、がらんとした家。磨かれた床が黒光りしているのがさびしい。
「自分を信じてあげて」
店を出たとき「彼女を選んだ自分を信じてあげて」ってみゆきさんに言われて、なんとなく気分がほぐれた表情です。
のどぼとけ、私も好きです
相手の好きなところを思い返す2人。
ゆか子が思う、「私の好きなハル」は、
どこにいても何をしていても、私のことを考えていてくれてるとこ
気弱だけど、芯の強いとこ
細い指
喉仏
まつげ
どんなときも照れずに好きだって言ってくれるところ
(そうだよね、そうだよね、細くて長い指、喉仏、うなじ! 私も好きですよ~!!!!)
ハルも「ぼくの好きなゆか子」を思い出す。
(すみません、こっちは省略。イケボでご確認ください。)
そして、相手を好きな気持ちを思い出して仲直りする。
お店の前で向き合って、にっこりしてから手を繋いでお店に入るところ、いいですね~。
テレビとテーブル、同時に言ってしまって
ケンカするほど仲良しなんだね、お幸せに
またもや内見。またもや家選びでぶつかる2人。テレビとテーブルの位置で言い合いになる。でも同時に言って、笑い出してしまう。
それで、ここに決める。
うーん。これは2人にしか分からない微妙なところですな。
やっと住まいを決められてよかったね。
かえは「あの2人はあえて辛い道を選んでる気がする」と否定的だったけれど、多分、2人はうまくいくと思います。
でも、20軒以上紹介しなくちゃならなくて、かえはほんとお疲れ様でした。
それに、指輪の担当さんも。
多くの人に世話をかけて結婚するんだからちゃんと幸せになるんだぞ~。
4話もすごみがあって面白かったよ
「東京、愛だの、恋だの」面白いです。
4話は、女弁護士が住まいを探しにかえの不動産にやって来ます。そんな折り、彼女の法律事務所に夫の不倫のことで妻が相談に来て、、、という話です。
SNSやらメールやらスマホの着信履歴やら交通系カードのチャージ履歴やらから妻が夫の浮気を探るところ、興味深かったです。
アリバイづくりとか、面倒そうだから、浮気はしないに越したことはありませんね!
弁護士役は趣里、妻役が安藤聖、浮気相手の女が安藤玉恵。弁護士を挟んでの愛人と妻の対決シーンは見せ場です。不倫女の矜持、妻の矜持が出てきたり、やり取りがいいんです。また見たいなと思います。
なぜ東京タワー
いまどきならスカイツリーでは、と思ったりします。意図はなんだろう。東京の象徴としては、こっちなのかな。
私的には、こっちのほうが落ち着きますが。スカイツリーより東京タワーのほうが年齢上ってことかな。
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