見出し画像

どうせ紅く染まるなら

「朱に交わって紅くなる」というけれど、私は影響され易いので、ひといちばい環境というものを大切にしている。

週末、娘とともに図書館の自習室にいくと、学生で、大人で、日曜の朝から満席である。

カフェも同様に、勉強や仕事をしている人がいて満席だ。

また、オンライン環境が整えられ、リモートが進んだことで、仕事と育児でリアルの時間がなかなかとれないことを理由にしていた私にもやっと資格の勉強に挑戦が出来たのだが、そこにも学ぶ大人たちが多くて驚いた。(お子さんが小さくても積極的に学んでいるママさん達のなんと多いことか!)

そして、そんな場所にいくと、週末でも向上心がわき、私もまた、頑張ろうと思えるのだ。

人間関係も、会話の内容も、触れる情報も。

影響され易いからこそ、意識的に選び、こうなりたい、という環境に身をおきたい。

「チャレンジし続ける人」「成長し続ける人」でありたいから、目的はそれぞれ違っても、それぞれその目的に向かって「チャレンジしている人」「成長し続ける人」が当たり前にいる場所に、コミュニティを選び、自分をおいていきたい。

そして、その場所に執着することなく、目的が変わればまた柔軟に移動していける自分でありたい。

現状維持では後退するばかりである (ウォルト・ディズニー)

自分に影響を与える環境を求め、選び、成長し続ける。

そして、悪い影響を与えてくるものからは距離をおく。

実はこれが意外と難しい。

例えばネットの誹謗中傷。幸い私のまわりにはリアルで悪口やネガティブなことを言う人はいないのだが、ネットには誹謗中傷が溢れている。ついつい気になってそういったコメントを見てしまった後は決まってどんよりした気持ちになったり、しかもそういったことに限って印象に残ってしまったりする。これについては、ニュースアプリを削除したり、履歴を削除した。目に入らないだけで、いつの間にかそのサイトを観ていたことさえ忘れていた。

物欲を刺激してくるインスタの投稿。これは、noteを始めたことでインスタを観る時間する時間自体が減り、伴ってそういった投稿を観ることも少なくなった。

少しずつだが、そうやって、意識的に、自分のいる、自分の触れる環境を選んでいきたい。

そして、子供達も、出来るだけそういった場所へ連れていきたい。

外に出てみるとこんなにも勉強している人がいる。

こんなにも頑張っている人がいる。

ひとりで頑張るのは大変だけど、見知らぬ人でもそういう人達に囲まれていれば、自分だけじゃないってまた向き合える。

どんな朱に交わるかは自分次第。

どうせ紅くそまるなら、自分で選んだ朱に交わりたいのだ。









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?