結婚式の思い出

こんにちは。
ミュルアです。

ようやく秋らしい気温になりましたね。

今日は、私にとって特別な日です。

27年前にイタリアのフィレンツェで結婚式を挙げました。

教会ではなく、市庁舎（写真のヴェッキオ宮殿）での式だったので、ちゃんと法律婚です。

フィレンツェの結婚証明書を日本の役所に提出すると、受理され、戸籍に『イタリア共和国方式による婚姻』と記載されます。

ちなみに、イタリアの民法が読み上げられ、誓いの宣誓も、イタリア語で行いました。

当時「イタリア人と結婚したのですか？」とよく尋ねられましたが、主人は、ごく普通の日本人です。

海外旅行もしながら、家族も出席して、何か記念になり楽しい結婚式をしたかったのですが、今思うと沢山の手続きを経て、よくフィレンツェで結婚式をしたものだと思います。

渡航前に事前にイタリア大使館や外務省に行って手続きをしたり、ウエディングドレスを決め、イタリアに送ったり、花嫁用のヘアメイクを習って自分でメイクしたりしました。

海外ウエディング専門旅行代理店のサポートを得ながらも我ながらよく頑張ったなあと思い出します。

結婚は、【タイミングと勢い】と言いますが、本当にそうだと思います。

もうヴェッキオ宮殿で結婚式はしていないそうですが、同じことを今しようと思っても出来ないです。

歳を重ねた分【勢い】が減ったように思います。

その分、ワインのように熟成され円熟味が増したのかな。

人生山あり谷ありで色々ありましたが、結婚生活も27年経ちました。

結婚20年の時に再訪したのですが、また主人とゆっくりフィレンツェを訪れたいです。

今日は、イタリアのワインでお祝いをします。

ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

misakikiさん、フィレンツェのお写真ありがとうございました。

ヴェッキオ宮殿　Palazzo Vecchio     Wikipediaより