体の声を聞いてみたpt2 ゆるむ事を忘れていた私
2週間ほど前から、体に謎の湿疹が増え続け、頭皮や腕、下着が当たる部分や背中全体に広がって灼けるように痒い。
しばらくすると落ち着くのだが、何かの刺激が加わると掻きむしりたくなる強い痒みに襲われる。
アレルギーかと思い市販薬を購入して塗ったり内服してみたが、どうやら違うようだ。
「あ〜これはストレスが原因だ」と、直感的に悟った。そこで、また体の声を聞いてみた。
「この痒みは何を伝えたいの?」と私。
「もっと本音を聞いて」と体。
本音?幼少期のトラウマを癒すワークを最近やっているので、その幼少期の私の声をもっと聞いて欲しいのかな?と思った。すると、
「お風呂でゆっくり、歌ったりして…」と体。
なるほど、お風呂でゆっくりすれば本音が見えてくるのね、オッケー。
いつもは湯船にはほとんど浸からない私だが、今日はゆっくりと浴槽にもたれかかり、お湯に身を預けるような感覚で30分近くぼんやりと浸かってみた。鼻歌も歌ってリラックスしてみた。
こんなにゆったりとお風呂に入るのは何十年ぶり?って感覚。いつもは、さっと入ってさっと出てスマホを触る自由時間を作りたいから、お風呂でゆっくりするという感覚は全くない。
けれど、ゆっくり浸かってみて、体の声が伝えたかった事がわかった。毎日こうやってゆっくりと体を温めてあげて、しっかりと力を抜いて全身を緩めてあげる時間が、私には必要だったんだ。
そりゃそうだよね、一日中働いてると体に力も入るだろうし、神経もつかってる。筋肉もそうだし、脳なんてフル回転だ。
家に帰宅してもスマホで情報インプットしたり、家族のことでストレス感じたりしている。本当に「緩む時間」なんてないのだ。
その上、お風呂もバタバタと急いで終わらせていたので、本当に身も心も休まる時間はなかったのだ。
私は体にむかって「無視しててごめんね、いつもありがとうね。ゆるみたかったよね。湿疹ができる事で、危険を知らせてくれてありがとう。肌も痒みでもってて示してくれてたんだね。ごめんね。」と声をかけ、湿疹の部分に手を当てて感謝を伝えた。
緩むって本当に大切だ。
いま、お風呂から出て40分ほど経過したのに足先までポカポカしている。そしてリラックスする音楽を聴きながら寝そべって、これを書いている。
この後はデジタルデトックスで本でも読もう。
体を緩める。当たり前のようでできていない大切な事を、また体が教えてくれた。
いつもありがとう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?