【顧客数=感謝の数と考える】フリーランス・個人事業主として生き残るために必要な事⑥

舞台人専門整体師です。

フリーランス・個人事業主で、
顧客の数=感謝された数(同時に感謝している数)
という考え方でなく
顧客の数=売上
と考えている人は、いつかはうまくいかなくなる、と思っています。
最初はうまくいっても、長くは続かない。
これは、接客業は特に。

ボランティアでやってるわけじゃないんだから、売上は必要です。

ただ、相手に喜んで欲しい、満足していただきたい、という気持ちより売り上げを計算するのが上回るようだと、あっという間に上手くいかなくなると思います。

逆を考えたらわかる。

物を買うにしても、サービスを受けるにしても、お店都合で売上が欲しくて売ってくる人と
私個人のことを考えて提供してくれる人と、どちらを選びたいか?

また、例えば、
1日の顧客が1人だった場合、
今日は1人『しか』予約が入らなかった。
と、数で考えるようでもうまくいかないと思っています。

ほんっとうに多いです、簡単にこういう事を口にする人が。

1人『も』来て下さった。と、私は思います。
世の中には、カリスマ整体師、素晴らしい施術家が沢山います。
別に私でなくていいんです。
それなのに、数多くいる施術家の中から私の施術を受けてみようと思って下さったのです。それって奇跡✨✨

まず、そのご縁を大事に思えないようでは…個人事業主としては、苦しくなると思います。

そのお1人に、今の自分ができる限りの最大限の力を出して喜んでいただこうと努めます。

それで、その方が本当に喜んで下されば、必ず、その方の大切な人をご紹介して下さいます。そういう信頼関係で広がったご縁は、ホットペッパーやインスタ広告で、不特定多数にばら撒いて、なんとなく割引で渡り歩く人よりは、強い結びつきでいられます。

顧客数・売上ともに、数字だけみれば、
良い時もあれば、そうでない時もある。

良くない時に、新規顧客を得ようともがくより、そんな時でも、少なくとも自分を必要として下さる人の為の努力を続け、その方の為にも生き残れるように、と心底思える関係性をつくれていれば、なんとか乗り越える力は残る。

そう思います。

もちろん、自分がどういう事を提供しているのか?知っていただく必要はあります。
必要な人に必要な情報が届くように、工夫する必要はあると思います。

私の場合は、舞台人の方の施術をしていきたいので、もし、施術を必要とする人で、○○さんがピンと来る人がいらしたら、紹介して貰えると嬉しいです。と、場所や価格など詳細提示とともに、お願いする事もありました。

その為には、○○さんとの信頼関係が出来てないといけないですよね。

やはり、信頼と誠実さ、が根底になければ。

私は、独立して最初の3年は、口コミのみでやっていける力をつけなければ、その後続けてゆくなんて『無理』と決めていたので、広告宣伝費はゼロからのスタートでした。

そこから、気付けば、ずっとそのまんま来てるので、ちょっと反省していますが。。。
客席からみていて、あの方もっとここを調整すればもっと声が元通り出やすくなるな、
あの方、腰の動き悪いな、わぁこの人は膝、そのままやったらいつか壊れる…
など、気付いても、私は世間からいったい何をしている人なのか知られていないし、どれくらいの臨床を持っていて、というのもわからない。
そんなわけわからん人に、突然体を任してくれるわけないな、、、という思う時に、自分の発信力のなさを反省します。まぁこれはまた追々書くとして。

ひとまずは、でも、私のクライアントの方々は、すべてご紹介から成り立っているので、ご紹介して下さった方にも、それを聞いて来て下さる方にも、こちらの感謝は尽きません。

そして、お一人お一人大切に向き合って続けて来た関係、そうして増えて来たクライアントの方々なので、このコロナ禍でも生き抜いて来れた、と思っています。

ただ、そこに甘えると一気にそれも失われる。甘えてはいけない。そのことについてもまた今度書こうと思います。




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