5.5 バンコク、チャトゥチャック市場


暑い暑い、とにかく暑い。
バンコクの今日の最高気温は39度。

朝6:30に起きて、散歩に出かける。
まだ街が排気ガスで充満していなく
空気が気持ちいい朝散歩。

タイ人の友達がおすすめしてくれた
ローカルレストランに行くことに。

メニューがタイ語だけ、
かぐわしい。

朝は辛いものは食べないようにと
攻めた料理は食べれなかったが
とても美味しかった。

特にタイのオムレツ。
7年前にタイで友達のお母さんが
作ってくれたのを思い出す。

揚げ焼きに、魚醤のような味付け。
玉ねぎやネギ、チキンなどお好みの具材。
シンプルなのにとっても美味しいのだ。

予防接種の病院が休みで
急遽手持ち無沙汰に。

やること溜まってるし
今日はカフェで作業を頑張るかなと
パソコンを持って出るも、
玄関で妹が、

「重すぎる。
パソコンを持っていかないという
英断をしてもいいか。

パソコンで出来て
スマホで出来ないことがあるか?」

と真理に触れる。確かに。
今日のやりたい作業は
パソコンはなくても出来るものが多い。

結果、大正解。
暑い中、たくさん歩き回る1日になった。

手仕事や暮らしや文化の手がかりにと
文化センターへ行くも、
思ったようなものは得られず。

だがここで、思わぬいい出会いが。
タイ出身の方の旅絵日記。

sasiさんという。
旅先の素敵な日常や景色、
食べた食べ物や猫が書かれている。

ノートブックに書いた
そのままのような製本も素敵。

いつかわたしもこんな風な
コラージュの旅絵日記の本を出したい。
夢が1つ増えた。

チャトゥチャック市場に
手仕事なども出ているという情報を見つけ
急遽行くことに。

日中は歩かないをモットーにしていたが、
まさに真昼間の1番暑い時間に
バンコク最大のマーケット。

おまけにバスは約1時間待ち。

優しい女の子が
わたしも同じところに行くからと
乗るバスを教えてくれる。

小柄で、カジュアルでオシャレに
短丈のTシャツとジーパンを着こなし
チャーミングな表情。

可愛らしくていい子で好感が持てる子は
全国どこでも、
ひとこと話すだけで分かるようだ。

2人して熱中症。
セブンに行っては冷たい水を買って顔を冷やす。

お昼のヌードルは
大が80バーツ、小が20バーツ。
明らかに少なくお腹いっぱいになれない大。

小はどんなもんかと頼んでみると
大の半分より多いくらい。
全く納得がいかなかった。

タイのバスは、乗り降りで止まらない。
めちゃくちゃ速いスピードから
進みながらドアが開き、進みながら
ドアが閉まる。

おばあちゃんが乗るのに手こずっていた。
走り出しに間に合うかヒヤヒヤしながら
見ていると、

中のドア近くの青年が
おばあちゃんに手を貸し、
その後そのまま座る席を譲ってあげていた。
好青年である。

妹と2人、いいものを見たような
幸せな気持ちで満たされた。

帰って速攻でシャワーを浴びるも
水が暑くなってしまっており
お湯になっている。

水欲しさに、お手洗の洗浄用のシャワーに
あと少しで手が届くところだった。
事前にこれもお湯になっていたことを
確認しておいてよかった。

クールダウンのはずが
逆にホカホカでかなりしんどい。

夜ご飯はまた近くの観光客向けの
レストラン街に繰り出す。
ここが1番近いのだ。

基本は外に出ているテーブルとイスで
食べるスタイルのストリート。

目を付けていた店のキャッチの人に
どう?と言われ、外の席しかない?と聞くと
エアコンね、こっちおいでと
少し離れた店の中に案内してもらえた。
言ってみるもんである。

外で現地の風を感じながら
街ゆく人を見るのも楽しいが
今はエアコンには及ばない。

何せ顔も体もずっと火照っているのだ。
トムヤムクンに春巻きに
チャーハンにビール。

今日はとにかく休もう。

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