見出し画像

月に聞いてみた〜心の不安定は月のせい?〜

母です。「母の惑星と話してみたシリーズ」

今日は「月」と話してみました。

母:あーなんか心がどっしりくる日が最近続いてる、ねえ、これって月のせいじゃないの?ねえねえ、どうして私の心に重り乗せてくるのよ!月のせいじゃないの?ちょっと腹立たしく思っているわ!

月さーん、こんな私だけどお話聞かせて

月:あらあら、なんだかご機嫌悪いみたいね

母:(お!月は初めてだけど、予想通り!?女性だわね。惑星よりも、人と話すのに近い感じ!!声の響きが全然違うわ!しかも何この距離感…今までで話してきた惑星たちと違ってとても本体が近い!!・・・やはり地球との距離って関係あるのだろうか!?不思議だわ)

なんか、心が昨日からずっしりと重いわ!これって、月の満ち欠けのせいとか関係あるの?どうなっているの?

月:あらあら、どうしたの
心にずっしりと重りがあるようね

母:あらあらじゃないわよー!というか、分かっているわ。まるで心の中に大きな石があるみたいよ。悲しくも辛くもないのに心が重い。そうしか表現できないの。どう考えても月のせいとしか思えなくて!そういえば月と話したことなかったけど話せるのだろうかと思って呼んだのよ お話ししてくれてありがとう

月:そうだったのね
それにしてもなんて重い心になっているのかしらね
なんて悲しい気持ちになっているのかしら

母:ちょっとちょっと!一緒に悲しんでもらうために呼んだ訳じゃないわよ

月:あらあら、かなり気が立っているわね
でもこの心の重さは私がしているわけではないわよ

母:そうなの?だって月ってさ、私たちの心を振り回しているって私は今まで思い込んでいたわ。だって、そうじゃない!人間って多くが月の周期に影響されているし、正直うっとうしいわ 機嫌悪くて悪態ついてごめんなさいねー

月:そんなことはないわよ
私はとても楽しく地球を回りながらヒトが精一杯生きている姿を、一番近いところで笑顔で見守っているわ

母:へ?そうなの?・・・ごめんごめん、笑ってしまったわ。けっこう気楽に回っているのね、何なの、人間って必死に生きているのよ。見せ物じゃないわよ!!プンプン

月:そうね、
ヒトを見ているというよりも、地球を調整しているという方が言い方としては近いかもしれないわね

私は、ヒトが思っているほどに心に影響を与えようとして何かをしている訳ではないわ

母:でもさ、月の影響って人間には大きいって思っていたから、私はできれば新月に何か始めようとしていたし、新月や満月という月相はとても大切にしていたわ。占星術の基本ということもあるし。実は関係ないってこと?

月:そうね、それは私が意図していることではないわ

母:え!!!!そうなの?結構ショックなんだけど!!!あまりのショックに今、正気に戻った気分だわ笑

月:私は地球を調整するということをしているのよ

母:まぁ、そうよね、海の生物も潮汐に合わせて生きているし、生物は満月の引力で子供を産みやすかったりもするわ

月:もっともっといろんな調整をしているのよ
地球というのはとてもエネルギーに満ちた星だわ

ヒトには見えないものが、たくさん動いているの
私の働きだけでなくて、多くのものがこの地球という星を支えるために自然現象としてエネルギーを大きく動かしているわ
私はね、その中の一つでしかないのよ

ヒトは目に見えるものはわかりやすく、理解しやすい人が多いわ

それほど、ヒトというのは大きくて、見えない、たくさんの動きを持った地球という中に住んでいるのです

目に見えないものを感じているにもかかわらず、見えなくて分からない

だから目に見える変化のある自然現象、それが規則的で予測できるものであるほど信じて無意識に影響して月のせいだという思いに繋がるのも仕方のないことだと思いますよ

母:あーなるほどね、確かに、望遠鏡のない時代、月というのは目に見える変化がはっきりあるし、その規則性は計算しやすいと思うから大きな存在だったかもしれないわね

月:ヒトの古代からの変化も私は見ているわ
でもヒトはね、私を目印にして心のバランスを取ろうとしたり
季節を楽しもうとしたりしてくれているわ

それは私がしているのではなくて、私を使ってヒトが自分で自分を励まし、生きるためにやっていることなのよ

母:そうか、月がそうさせるのではなくて、人間は不安定になるものを月を使って理解して調整しようとしてるって感じかしら

月:その通りですよ

私がヒトを調整しているというよりは、私が地球全体を調整する様子を感じながら、自分自身もそれに同調して自己調整しようとしているのですよ

自然の見えないものが調整している中で全てが動いている中でヒトは生きているのですから
私が心を不安定にさせているのではないのよ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?