信頼して子どもを預けられないなと思った経緯 ①

 ドンキーとコング、この2名が中心となってチームを指導していく体制を
終わらせるべきだと思うに至った話を書きたいと思う。

ドンキーもコングも、昨年から保護者に加わった私を間違いなくうるさい存在だと思っているだろうし、それは私も望むところである。むしろそう思っているなら議論をしたいと思っている。

 まぁ、過去の記事にあるようなことがあまりにも多すぎることが最大の要因ではあるのだが、今回書きたいことは「指導者の言葉と責任」についてだ。

 その前段があった上で、6月中旬にに市内大会が予定されていた。それは秋の上位大会に出場する3チームを決める3つの選考大会の一つも兼ねており、優勝チームには7ポイント、2位4ポイント、3位3ポイント、4位2ポイント・・・と獲得ポイントが設定されている大会である。

 しかし、ドンキーはその大会に参加しなかった(参加できない予定だった)のであるが、雨天のため中止となり、時期未定で延期か大会自体キャンセルかは連盟預かりとなった。

 話は5月に遡る。

 私がコングに「メンタルを強くするにはどうしたらいいか」と聞かれ、マジレスしてコングをイラつかせた記事を書いたが、まさにその大会(招待試合)でドンキーは大会当日になって指示一切をアシスタントコーチ(AC)に任せ、ベンチの端っこに立っていたのだ。つまり、事前に選手たちや保護者にも説明なしに、当日になって選手も保護者もその事実を説明なしに「目視」によって認識したのだ。

 理由はこうだ。

 ドンキーが、6月に予定されている市内大会に自身の都合にて参加できないため、ACに予行練習として指揮を任せるという理由だ。

 5月のその大会は招待試合のため、選手たちにポイント云々のプレッシャーは確かにないし、翌月の大切な大会に向けて監督代行をやってもらうということもわかる。

 しかし・・・だ。

 あまりにも無責任ではないか。選手たちに事前に通達しておくべきではないか。

 と思うのだ。どんなに尊敬も信頼もされていないどうしようもない監督だとしても、選手たちは事前に知る権利があるし、ドンキーには知らせる義務がある。

 そのくせ、ゲーム中にはベンチの端っこであれこれ指示だしのオンパレードである。選手たちは、ACの指示を聞くのかドンキーなのか・・・混乱するに決まっている。
 ACの立場はどうなる?挙句には、こういうときにさっさと指示を出しなさいよ!とACを叱責する始末。

 私がACの立場なら「黙っててください」って言うな。。。と何度思ったか。
 でもACの方は、温和な方で言い返さないし黙ってそうですねって従順なのだ。人が良すぎる面があり、傍目にもドンキーに舐められているのがわかる。

 予選ラウンド3試合のうち、2試合消化時点でグループ3位。4チーム中2チームが決勝トーナメント進出のため次戦は勝利が必要な状況だった。他チームの3試合が終わり、ウチのチームは次戦勝利で決勝トーナメント確定
という確かに大切なゲームかも知れないが、そこでスターティングメンバーを聞いたドンキーが衝撃の発言をしたのだ。

 目の前にスタメンに選ばれた選手がいるのに、その向こうにいるACに
向けて

「絶対に勝たなければいけない試合で、〇〇をスタメンで使うの?
へぇ・・・すごいね」

 と言い放ったのだ。

 その子が特にリアクションを取らなかったので、もしかしたら他のことに集中していて聞こえていなかったのかも知れないし、聞こえていたけど反応しなかった(悲しくて?)かも知れない。真相はわからないが、はっきり言って指導者失格、人間としても間違った言動だと思った。
 もしその子に聞こえていて、悲しい思い、自分を否定したり、私がスタメンで出たらチームは勝てないと思っているんだ。。。と傷ついたらどうするのだろうか。そういったことに常に注意をしていれば起こらないことではないか。

 絶対に勝たなければいけない試合なんて、、児童期のスポーツに存在しないと思う。そのせいで傷つく選手がいてはならないと思う。いかにドンキーが勝利至上主義者であるかを証明する発言だと思った。

 唯一の救いは、ACが折れずにその選手をスタートで使ってあげたことだった。よかった。

 結果、3試合目を勝利して決勝トーナメントへ進出したのだが、なぜかドンキーは決勝トーナメント一回戦で監督復帰しているのだ。。。

 いや、なんでやねん。AC、キレていいとこじゃないですか?そこの2者間で何が話されたのかもわからないが、一貫性もなく、選手が混乱、そして敗戦。

 からの敗戦後ネガティブどんよりミーティングであーだこーだのお説教。。。もうこの敗戦後の学びには程遠いネガティブな言葉祭り、ドンキーのストレスおよびイライラ、お気持ち表明説教会辞めませんか。。。

 しかもすげーーーーー長いの。一人で何分話すのよってくらい。

 6年生のこと「ほら、そこの6年5匹、ちょっとこっち来い」だってさ。虫じゃねーんだよ。何様だよオマエ。
 そんなんだからお前も選手から尊敬も信頼もされず、寄り付かず、避けられて、自ら孤独になる状況を作るんだよ。

 気づけよいい加減。

 そんなことがあった5月、6月。

 結局6月の大会は前述のとおり中止or延期となってしまったが、7月の大会がやってきた。

 その日はとても暑くて、私は恐らく暑さ指数予報的にも中止になる予報の熱中症警戒指数32以上だったので前日に中止と連盟からもお達しがあったのでそうなると思っていたが、そこはお飾りお達しだったようで・・・強硬開催となった。(それも問題だけどね・・・)

 ドンキーは、2月の新人大会で優勝したことを挙げ、「今日の大会も、最高で優勝。最低でも優勝。」と要らぬプレッシャーをかける。今日も安定の圧迫感である。

 確かに2月の大会は優勝した。

 しかし、その後の上乗せはどうだろうか。
 チームの成長はどうだろうか。
 楽しそうに、前向きに、ポジティブかつ全力で取り組み、選手たちに「考え」させ、指示がなくても適切なポジションやプレイが選択できるよう導いてきたのだろうか。

 残念ながら、私から見てそうは思えなかった。

 確かに、私はすべての練習をみているわけではない。
 しかし、2日ある練習の半分近くを見てきて思うことは、すべてがドンキーの指示で動いているだけなのだ。1プレイ毎に細かく指示が出る。走れ走るな止まれ、右だ左だ前だ後ろだ。正しく指示通りプレイすれば、よくて「そうそうOK」だが、少しでも思惑と異なると途端に「違う違う、そうじゃそうじゃない」と鈴木雅之さんのご登場である・・・
 ダメだこりゃという、いかりや長介パターンはもうお腹いっぱいなくらい見てきたが、最たる例があったのでご紹介する。

 シートノックでの場面。

 日頃から少し自信がなくて、迷いがちな選手がいる。その子は主に1塁を守っていて、迷いさえなければ間違いなく市内ナンバーワン1塁手だと私は断言するくらい捕球が上手な子がいる。ただ、プレイへの自信(自分のプレイが正しいのかという不安)を持てない(その時点で指導者が日頃から技術だけではなくプレイの意図や理由などゲームへの理解度を向上させる取り組みを疎かにしてきた証左であるが)。
 そんな子が、ランナー状況でポジションが変わることの多いこの競技において右中間に位置を取っていた。
 ドンキーが右中間へ飛球を蹴り上げ、その子は見事にキャッチ、本来であれば1塁付近への中継へ送球する想定であったのだろうが、その子は真っすぐ本塁へ送球した。
 というプレイがあった。

 ドンキーはすぐに大声で、「ストップ!おいおいそんなプレイは教えてない!」とプレイを止めてその子を責めた。要するに、教えてもいないプレイを勝手にするな。取ったら黙って中継へ戻せ。ということだろう。
 まともな指導者であれば・・・というか私でもその時点でその子がなぜ本塁へ送球したのか理解できたのだが、ドンキーにはわからなかったようだ。
 この時の指導者の選択肢として、せめて当該選手に対して
「なぜそのプレイを選択したのか(本塁へ送球)」を問うて欲しかった。
頭ごなしに否定するのではなく、その子の中で意図があったのかもしれないではないか。そこで意図を聞いて、指導者側も見えていなかった視点があるかも知れない。あるいは指導者が思うより高度であったり、効果的な判断であるかも知れないではないか。それをせずに、教えたことだけやっていればいいでは選手は何も考えず、成長せず、指導者のゲームの駒でしかない。

 もう一事が万事この調子である。

 少なくとも私は、その子が日頃プレイしている1塁というポジションに慣れていたことが生んだ判断だとすぐにわかった。通常、内野ゴロを1塁へ送球してアウトを取った後は、本塁へ送球しホームベースへボールを置くことでボールデッドと同じ扱いになる特殊ルールがあるので、私は迷いがちなその子に対して以前、「私もずーっと野球で1塁をやっていたから、難しさと緊張はわかるよ。大丈夫、とっても上手にできているんだから自信持って!捕球してアウトを取ったら迷わずホームへ投げようね」と伝えたことがあった。その時の彼女のすごく嬉しそうな素敵な笑顔が忘れられない。それくらい日頃から褒められず、時々出るミスや迷いを責められて自信も自己効力感も育まれず、ドンキーの叱責によって精神的に不安定になり、朝涙が出てしまって練習や試合に行けるココロではなくなってしまい、風邪気味という理由にしてお休みしたことが何度もある彼女を、私が少しでも自信を植え付けてあげて、自己効力感を持てるようにできたらいいなと思い、それ以降大会の度に彼女と自信を深める言葉のやり取りをするのが習慣となった。
 つまりこのプレイも、彼女はいつもの1塁でやっているように取ったらホームへ!という習慣が無意識に出てしまったんだと理解した。でもドンキーは理解できなかった。枠から外れることを良しとしない彼の悪いところだと思う。スポーツ選手なんてはみ出てナンボじゃなかろうか。とんがってナンボ、小学生なんだからそれぞれが磨きたい武器を伸ばしてやってもいいのになと思う。
 
 すみません、、、脱線しました。話を戻します。

 とにかく、日ごろからチームのメンタル状況、雰囲気、笑顔もなく選手たちが楽しそうでもない状態にしているくせに、「今日の大会も、最高で優勝。最低でも優勝。」という言葉をだしてしまえるくらい、この人はチームを見えていない。見ていない。自分が勝ちたいことだけしか関心がないんだろう。選手たちも力のない返事しか返せなかった。そりゃそうだ、選手たちはまずゲームを楽しんで、前向きな気持ちで、自分たちのチカラを出し切ってプレイしたいと思っているんだよ。

 そのための環境づくりを大人たちが一生懸命に作ってやるんだよ。選手たちが前向きにプレイできない状況を作っておきながら、優勝を課すってどんなバランス感覚なのだろうか。

 一つずつしっかり落ち着いてプレイしよう。大丈夫だから。リラックスして、笑顔でプレイしよう。結果はその後でいいよ。

 となぜ言ってあげられないのだろうか。試合前に士気が上がるような声掛けがどうしてできないのだろうか。

 そして予定6試合が始まり、1試合目を圧勝で終えたチームではあったが、その後も引き分けたり、薄氷を踏む勝利などイマイチ調子が上がらない。
 無理もないし、私も一つ一つのプレイをしっかりやろう。今日いきなり技術が向上しないのだから、自分たちがやれることは頑張ろうぜ。というアドバイスを心がけた。

 そして4試合目。

 今年どうにも相性が悪いのか、苦手意識なのかわからないがVというチームに1点差で敗戦。

 小学生のスポーツ。こういうことは日常茶飯事だし、悲嘆にくれることじゃない。まだ2試合残っているし、Vだって残り試合落とすかもしれない。それこそ他チームのことは自分たちでコントロールできないのだから、気にしても仕方ないよ。
と伝えたが、負けた悔しさはもちろんわかるよ。

 さぁ、Vに負けたのを受け入れられないのがドンキーだ。まぁその後の表情の険しいこと。あなたが相手の監督に負けたことが悔しいだけだろうね。それなのに一生懸命プレイした選手を労うこともなく、ミスばかりを指摘するいつものルーティーンです。明らかにイライラしているし、敗戦を受け入れられていないのがありありだった。

 お前が匙投げたら選手たちはどうなるんだよ。

 残り2試合を待つ間、気温も相当上がってきて本部と各チーム監督とで協議となった。

 そしてこの後を翌週へ延期とすることが決まった。

 続きます。。。

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