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No.10 アライさんの呟きのつぶやき:思い込み、自己肯定感について

最近フォロワーさんのツイートや、相談を受けていてポジティブな人もネガティヴな人も注意が必要だなと思う共通点がある。


「◯◯しなきゃ」「◯◯するべき」

前向きであっても、自己否定であっても「◯◯であるべき」など思い込みや決め付けで物事を見ると凄くプレッシャーがかかりストレスとなる。

どうやら結論ありきで形から入ってしまうからなんだと思う。「自己肯定感を上げると行動力も付く」とか「自己肯定感が上がってモテる様になった」とか「気付いたら肯定的に思える様になって気分が楽になった」などを見て憧れて、こう思わないとネガティヴになるとか、ポジティブに考えないと自己肯定感が上がらないという使命感へと変わって結果的に自信過剰か、リバウンドで自己嫌悪や自信喪失に陥ってる方が多い印象がある。

そして決まって「でも、こうあるべきって思ってしまうんです。」ともはや自己暗示にかかってる。


アライさんが何度も言ってる事に、自己肯定感は結果論という事をもう少し説明します。

何事も順序があるし、基盤や基礎があるからその上に積み上がっていける。

自己肯定感高い人は、意識して自分を肯定してるわけじゃない。こういう考えをしなくてはならないとか、もっとポジティブに行動しないといけないなんて全く考えてないです。

自己否定してしまう人も、意識的にしたくてしてる訳じゃないですよね?自己否定したいからわざと失敗する事もないですよね?でも自己否定してしまう。同じ事。


だからこそ自己肯定感がある事すら気付いてない人の方が多い。自己肯定感低い人を見て不思議と思う事はあっても、こう考えれば良いのにとまではあまり考えない。「それもその人の考えだから良いのに、なんで自ら決めた事なのに辛そうなんだろう。本当は別事がしたいのかな?本当は何をどうしたいんだろう?」の様な気持ちで見て疑問に思ったりする。要は他人に対しても他人の言動を肯定を前提に見ている。

もちろんあくまで一例だから一概には言えないけれどあくまで自己肯定感高い人ほど自己肯定感を意識はしてないという事。


何故、自己肯定感が高い人ほど気付いてないのかを知ってほしい。


自己肯定感が高い人は、自分が納得した事を行っているから。その中には辛い仕事なども含まれるし、合わない人間関係だってあるし、失敗だってもちろんある。それでも納得、事実を受容している。

基本的に全ての行動に対して納得して行動をとっているという事。納得した行動とは自分で決めた行動という事。その中には仕事上や上司の命令の場合もあるのだ。そういった場合でも自分の立場や業務内容を理解し、納得いかない事は調べたり聞いたり、相談して最終的に自分の判断で命令なりを受け入れて自ら行動をとっている。

人と揉める事もあるし、失敗だってある。

その時も自分がどうありたいのか、どうしたいのか、どう出来るのかという事を考えて自分の判断で周りに相談したり、時には謝り、改善策を立てて失敗を受け入れて直ぐに自分の意思で動く。

凄く当たり前だからこそ本人は意識せずに行動を起こしてるのだ。これを俗に「自分がしたい事をしたらいい」と表現される事が多い理由。


自分の意思決定で行動するという事はそういう事。そしてそれを行う為には納得出来ているか。


では、納得とはどういう事か?

納得と受け入れるは少し違う。寧ろ受け入れる為に納得が出来ないと受け入れられないとも言える。そして納得を形から入ると矛盾が生じて納得したのに受け入れられなくなり、周りに当たる様になってしまう。

納得とは理解する事。物事や自分自身に理解が出来て、理解した事を受け入れた時に納得となる。簡単に「納得すれば良いんでしょ」という形から入る人がいるけれど、理解したつもりで全く理解が出来てない場合がある。こういう人は失敗したら「お前が言ったからやったのに」と直ぐに他責思考が癖付いている。それは納得ではなく、納得したつもり。何も理解が出来ていないし、失敗の理由もリスクも納得が出来ていないから不平不満が起こる。


失敗の可能性も含めて理解。その理屈を受け入れるから納得出来るし、納得が出来るから自分で決めれるという事。

つまり自己肯定感とは自分で決めた行動を自然ととっている人の事。

自分で行動を決める為には、自分が何をしたいのかを理解して納得して決めている。


納得する為には理解し、理解した事を受け入れているという事なのだ。


つまり自己受容が出来ているということになる。


自己受容とは自分を理解し受け入れる事

自己受容はそのままの今の自分を受け入れる事であるのだけれど、これも勘違いされる事が多い。

では、自分自身を受け入れるとはどういう事なのか、

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