祖母の生き方のクセが母と私にも連鎖している

本日もご覧いただき、ありがとうございます


近ごろ数名の経営者さまが
このnoteを読んで
響いてくださっているとお聞きしまして。。

大事なことに気づくきっかけになったのなら
とても嬉しいです


特に心の中のこととなると
誰にも相談できなくて
モヤモヤしてる人、多いのかもしれません

(そのモヤモヤを感じたくなくて
仕事で忙しくしていたり
感情にフタをして『何も感じていない』
と思い込んでいる人も居ますね)


男性でも
女性でも

しっくりこない人生だと感じる人は
両親やご先祖さまの影響が強いです

さまざまなライフイベントを通して何を感じるか
感じたものを握りしめてるか、手放すか


手放しかたも
“諦めで手放す”のって
なんだかモヤモヤが増えるだけなんですよね。。


さてさて大変お待たせいたしました
前回の続きです


【女性の場合】

父親が嫌いだと結婚や夫で苦労し

母親を嫌うと周りの友人や

知人から嫌われたり裏切られたりする傾向があります


こう書きました


『母親嫌い』を克服できたはずなのに
まだ何となく尾を引いている…


そして、私の母も人見知りせず
結構明るいキャラなのに
ある一定のパターンで友達と疎遠になったり
サークルの人との軽いもめごとを聞いたことがあり
母も同じことを繰り返しているなと思いました


(母は自分の母親を嫌っていたのではなかったはずですが
 末っ子だったので母親に育てられたというより
 姉たちに育てられた感覚が強く
 もっと構って欲しかったという
 「未完了の想い」があったのかもしれません)


家系のエネルギーについて勉強をする過程で
家系図を書く作業があったので
母に祖母のことをたずねたんです


すると
祖母は小さいころに母親(私からすると曾祖母ですね)と
妹・弟を亡くしていたとのことでした


祖父母の中で1番長生きをした祖母のことなのに
そんな事実を初めて知りました


きっと小学生ぐらいの年齢で母親ときょうだいを亡くし
父親との仲は不明ですが、父親との関係が良好だったとしても
どこか大きな寂しさを抱えて生きていたのではないかと。。


祖母は私の母を含めて6人の子どもに恵まれますが
三女と一緒に暮らしていた時もケンカが多く
結局、私の家の近くで一人暮らしをしていました


思い返せば
近くにいるのに祖母が私の家に来ることはほとんどなく
友達もおらず、自宅で編み物をしている孤独な人でした


画像1


そのうち80歳前後だったでしょうか
認知症がひどくなり、病院に入ります


祖母が入院してからは
社会人として働いていたのもあり
2回ぐらいしかお見舞いに行けず。。


もう私のことは分かっていなかったと思います
私の赤い手袋を「キレイやね」と言っていたのが
祖母と交わしたの最後の言葉でした


享年94歳


とても長生きしたのに
亡くなったあと、母を含む親族たちは
「おかあちゃん、あんまり幸せじゃなかったやろうなぁ」
とそんな言葉を口にしていました


そして、孫がたくさんいるのに
私の兄以外は可愛いと思えなかったと言っていたそうで
上から流れるはずの愛のエネルギーが
滞っているような気もしました


そのほか、(母の兄である)
長男だけ父親が違うこと
次男は祖母の旧姓を引き継いだこと
長男・次男の嫁とは上手く人間関係が築けなかったことなど


家系のエネルギーの歪みや
曾祖母との愛着の問題から
近しい人と親密な関係を築けない祖母の孤独感


そういうものを感じ取りました


誰かと親密な関係になると
曾祖母やきょうだいが亡くなっていることと
アンカリングしてしまっていて


その関係を壊したり
無意識のうちに最初から親密な関係を築かないようにしていたのでしょう


このような生き方の癖であるとか愛の流し方は
親から子へ、子から孫へ
世代間連鎖していくことがあります


深い悲しみや怒り、孤独感などは
特にその要素が強いようです


親やその家系を選んで生まれてきたことに対して嘆くのではなく


その“連鎖している気持ちをどうしたら癒すことができるか”
そこに注目してキーパーソンの気持ちを汲み取ることで


『私の気持ちを分かってほしかった』


という未完了の想いが完了し
生きづらさの連鎖を止めるのではないかと思っています


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