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中田敦彦著「勉強が死ぬほど面白くなる独学の教科書」(ブックレビュー)

勉強が死ぬほど面白くなる
独学の教科書

中田敦彦 著

オリエンタルラジオの中田敦彦さんの著書です。

彼は「中田敦彦のYouTube大学」というYouTubeチャンネルを運営されていますが、最近の私はそれにどっぷりとハマってインプットしまくっています。

基本的には、読書から得た情報を整理し、ホワイトボード1枚に収まる量にまとめ、それをカンペ代わりにアドリブでプレゼンするスタイル。

歴史の登場人物になりきったり、ツッコミを入れたり、キャッチフレーズを付けながら、面白可笑しく、かつわかりやすくシンプルな授業をしてくれるので、もっと見たい!もっと知りたい!と知識欲を駆り立てる内容になっています。

そんなオリラジのあっちゃんが、どんな風に勉強し、インプットとアウトプットをしているのかが知りたくて、この本を読んでみました。

とはいえ、YouTubeで彼の勉強風景を見た事もあり、最も古い動画から視聴している私にとっては特段目新しいポイントは無かったんですが...

意外だったのは、あっちゃんは決して読書が得意ではなかったこと。

それでもあの圧倒的なインプット⇔アウトプット力!

その秘密は、
・読書に目的を持つ事
・1つのテーマに関して、2〜3冊購入するが、軸とするのはそのうちの1冊の本であること。
・本文を読む前に目次を読み込むこと
・誰かに話す事を前提に読むこと
などなど

効率的に情報収集するスタイルで、読書に取り組んでいるそうです。

日本史、世界史、文学、政治・経済、英語、それぞれの詳しい独学勉強法も紹介してくれています。

あっちゃんのYouTube大学を4年前の古い動画からさかのぼると、世界史から始まっています。
その後、日本史をたどっていきながら、偉人伝も挟みつつ、文学の有名どころを紹介した後、政治や経済の話に入って行き、最近は最新の時事問題を取り上げることが多くなっているようです。

私は歴史も時事問題も苦手だったんですが、このYouTube大学の動画で学んでから、歴史の楽しさにハマっています。

世界史、日本史と学んでいくと、現在のニュースが少しわかるようになってきました。

歴史は暗記ではなく、人間のドラマのヒストリーなんだ...ってわかると、すごく人間味があって面白くなります。

そして、それが現在の私たちに脈々と繋がっていることに気づかされます。

世界で昔、何が起こったのか
日本はそのとき、どんな時代だったのか
世界で今、何が起こっているのか
私たちは未来に向けて、何をすべきなのか
考えるヒントを投げかけてくれます。

本の紹介なのか、YouTubeチャンネルの紹介なのか、わからなくなってしまいましたが...

大人の学び直し、楽しいですよ♡

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