8/31 読了記録
京大はんと甘いもん
藤井清美
KADOKAWA
仕事のストレスを解消するべく京都を訪れた櫻馬彰は過労で倒れてしまう
気がついたら、そこは戦前の京都
彰は京大生だった祖父・櫻馬永太郎として過ごす事に
個性的な仲間に囲まれて過ごす内に、彰は祖父の
「戦争で仲間が亡くなってしまった」
という話を思い出す
「川端道喜の道喜粽」
「末富のうすべに」
など各章のタイトルで分かる通り、和菓子好きには堪らない一冊
タイムスリップ、和菓子、青春ものと揃えば面白い本である事はもう確定です
苦難から逃げてばかりだった櫻馬彰が「(恋した女の子がモテるタイプだったので嫌われる努力をした」という過去のエピソードで性格が分かる)、タイムスリップをしてどう代わったのかも見所の一つ
オススメです