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手持ちのカードと揺れる心

ここの所転職ネタばかりであるが、我が家の(というか私の)最重要事項なので仕方ない。

先日、3月から始めた転職活動もフェーズ2に入った、という記事を書いた。3月か。なかなか長引いている。もっとも応募したい企業が全然なくて、本格的に始動したのはゴールデンウィーク明けなので実質2ヶ月も経っていない、と捉えることもできる。

これまでお見送りになった企業や、辞退させていただいた企業もある中、現在手持ちのカードは3枚!となった。

毎日沢山紹介はくるが、さほど行きたいとは思えない企業にダメ元で応募するのはやめた。たった3枚?!と思われるかもしれないが、全力集中するには今の私の境遇的には妥当な数である。

しかもそのうち2社が、面接回数3回+筆記試験(性格診断だけでなくSPIみたいな勉強系、、)というハードな選考なので、本業&育児と両立するにはたったこれだけの企業数であっても結構きつい。

さて、手持ちの3社であるが、なかなか心をかき乱している(笑)。

カード1 : 某日系企業

二次面接の結果待ち、次が最終面接であり、フェーズとしては一番進んでいる。ミスマッチを防ぐという名目の元、テストセンターまで赴き色々な種類の筆記試験を受けたり(対策も含め疲れ果てた)、現職の上司からリファレンスをもらわねばならなかったり、かなり腰が重い(笑)。

面接でお会いした社員の方々は良さそうだったものの、選考ステップの煩雑さ、更にグローバルな仕事は1ミリもできない(できる見込みはない)ことに意気消沈し、内定をもらったとしても辞退かなぁという気がする。

というか、そもそもグローバルな仕事が1ミリもない、必要性も感じていないと面接中にわかり、ヒューっとやる気を失ったのを見破られた気がするため、次はないと予想している。

  • 仕事内容 △ ※グローバル案件がない以外は◯

  • 社風 ◯ ※若干ベンチャー感を感じた

  • 規模感 ◯ ※今より小さい

  • 勤務地 △

  • 働きやすさ(出社頻度等) △※週3以上出社、時期によっては週4とも。。

  • 働きやすさ(ワーママ在籍率等) △

  • 年収 ◎

カード2 : 某外資系企業

試しにエージェントを通さずに直接応募をしてみたところ書類が通り、次が一次面接である。外資系と言いながら、ほぼ日系と思えるほど日本での歴史は長く、新卒社員が長く勤め平均年齢も高めという珍しい会社。

日本での歴史が長いからか、外資系といえどヨーロッパ系だからか、社風は穏やかで協調性を大事にするとの口コミを見た。

人事という仕事は会社の規模(社員数)により仕事のやり方や求められるスキルはかなり変わる。規模がかなり小さくなるゆえに、やらなければいけない仕事の範囲はとても広がる。完全なる分業制の今とはマインドセットも含め入れ替える必要があるのでは、と懸念している。

しかしながら外資系だけあり、社内の言葉やチームの分かれ方やその他諸々、うんうんわかるわかる、と思える所も多々ある。

  • 仕事内容 ◎

  • 社風 ◎ ※現時点でわかる範囲では。今後変わる可能性あり。

  • 規模感 △ ※今よりかなり小さい。ザッと30分の1くらい、ゆえに働き方も変わる。

  • 勤務地 ◯

  • 働きやすさ(出社頻度等)◎ ※会社としては必要性に合わせて自由に決めて良いとのこと。実際はチームの状況によりけりだろうが一旦は◎

  • 働きやすさ(ワーママ在籍率等) △

  • 年収 ◯ ※エージェント経由ではないため自分で交渉しないといけない。自信ない。。

カード3 : 某日系グローバル企業

滅多に求人を送ってこない業界特化型中小エージェントが久しぶりに連絡をくれ、話を聞いたら悪くなさそうだったので受けてみた。

書類選考+筆記試験を経て、次が一次面接である。
話を聞くに日系企業とはいえまるで外資系企業で、組織体制もグローバルであるし、なんといってもフルリモートが叶う滅多にない求人である。

コロナ前 : 自由→コロナ禍 : フルリモート→コロナ後 : 週3以上出社必須、という変遷を辿っている現職だが、あれだけ出社が大変だのブーブー言っていたのに、いざフルリモート?!と聞くと、嬉しい反面「大丈夫だろうか」と一抹の不安を覚える自分もいる。

それはコミュニケーションの問題や健康問題(運動不足)である。
出社は確かに大変であるが、一切ない・今後もない(本社が首都圏にない)ことを考えると、今後もずっと画面の中だけの人同士で仕事をするのだろうか、家から一歩も出ずメイクもしない毎日を送るのだろうか、職場の人とランチをしたり飲み会をしたり、たまたま会ってちょっと雑談する、みたいな機会は一生ないままなんだろうかという不安が生まれるのである。

あれだけブーブー文句を言っていたのに。人間ワガママなものである。

  • 仕事内容 ◎

  • 社風 ◯?

  • 規模感 ◯

  • 勤務地 - (フルリモート)

  • 働きやすさ(出社頻度等)◎ ※フルリモートで出社なしだから良いとは限らないが、一旦◎とする

  • 働きやすさ(ワーママ在籍率等)◯?

  • 年収 ◎

どれも大企業やグローバルカンパニーであるが、なんだかなぁワクワクしないのである(爆)。
別にワクワクを求めて転職するわけではないのだが。

もう一度振り返る。今回転職で叶えたいことは以下であった!(過去形?)

  • 人事としてのキャリアの幅を広げる(組織開発領域へシフト)

  • 精神的物理的余裕の確保(1分1秒争わなくて済む働き方、業務量やスピード感)

  • 出社頻度週2くらいだったらいいな〜(家庭との両立、マストではないけど)

本来、グローバルな仕事ができること、とか、ポジションアップ、とかは転職の軸になかったはずだ。なのに今になって色々な欲が出てきて困っている。

体調を崩して瀕死だった冬の頃を思い出せ!と自分に喝。

また同じような所に転職したら次は死ぬぞ、と自分に言いきかせる(爆)。

一瞬、【現職に残る?】という囁きが頭をかすめた。しかし現職にいたら、上記の転職で叶えたいことは、何一つ叶えられないままだということに気づき一瞬でかき消す。

現職にいたらー
この先も、毎日時間に追われて子どもと向き合う余裕は一切持てず、評価に心をすり減らし、毎日成長成長と言われて馬車馬のごとく働き続け自滅する・・・

超分業制・専門領域(超狭い)特化・プロフェッショナル志向ゆえ、キャリアの幅が広がることはない。異動も難しい(ほぼ不可能)。そもそも異動したい部署もない。

そう、やっぱり転職だ、と思い直す。

やりたいこと。
得たいもの。
育児との両立。
人生100年時代に向けたこれからの野望(副業とか)。
住む場所や、子ども達に受けさせたい教育。見せたい景色ー

考えることが山盛りで、いつも頭や心の中が忙しい。

そんな今日はワンオペ。夕飯は冷凍うどんにしてゆったり過ごそう。

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