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ママボラン終了!と、復帰後のキャリア

あれよあれよという間に世間はハロウィンである。
すっかり時が経ってしまったが、先日ママボラン最後のチェックアウトカウンセリングをもって、全ての活動が終了した。

夏の初めの頃、ドキドキして申し込みをして、チェックインカウンセリングを受けたのが懐かしい。

ママボランでの収穫は主に下記だ。

①自分の強みを言語化できるようになった
②自分は企画業務が好きなんだと改めて気づけた
採用という仕事はそこまでやりたいことではないかもと気づけた
④自分は専門性に特化できる大企業に向いている(中小・ベンチャー・スタートアップには向いていない)、すなわち今の環境は合っているのだと気づけた

これらは活動に参加する前は全く分からなかったことである。自分の強みすら分からなかった。
この夏、育児との両立で大変だったけれど、思い切ってママボランに参加して本当に良かったと思っている。

チェックアウトカウンセリング

さて、楽しみにしていた本活動の〆括りとなるチェックアウトカウンセリング。
今回の相談の主な趣旨は、ズバリ「復帰後にどんなキャリアを歩んでいくか」である。

強みも、指向性も分かった。で、復帰したらどうする?どこ目指す?という所がまだ曖昧なのであった。

今回も、チェックインカウンセリングの時と同じキャリアカウンセラーの方。相変わらず美しくて、圧倒される。あぁ私はあなたになりたい・・・(来世でも無理)。

目下の大きな問題であった「史上最強に合わない上司」問題が、彼女のまさかの異動により解決したことを話した。

カウンセラーの方は自分のことのように喜んでくれた。「よっしゃー!良かったじゃないですか!」ーリアクションすら可愛い。

私が復帰するまでのこの半年で、また人の入れ替わりがなければ、次に上司になる人はいい人そうでほっとしている。

それもあり、またあのチームに戻りたい!人材開発の仕事がしたい!と一時は思った。
そう、一時は。

あれからしばらく経ち、ふと冷静になり自分に問う。
上司はいい人になったとしても。私はこれからもずっと人材開発の仕事をやり続けたいんだっけ?人の問題は重要だが本質ではないはず。

ママボランへの参加を決めた理由がそもそもそこだ。一周回ってやはり今までの仕事に落ち着くのか?あれ、今までの研修やらボランティアでの気づきは何だったんだっけ?

ここでカウンセラーの方とのやりとりが始まる。

◇◇

カウンセラー : モネさんがずっとこのまま今の会社なり他の会社なりで働き続けるとして、最終的にどんな風になってたいですか?

モネ : 何かの専門性を極めて、その道の第一人者、プロフェッショナルとして一目置かれるような存在になりたいです。

カウンセラー : そうなんですね。モネさんの中で、プロフェッショナルってどんなイメージですか?研修のプロ?採用のプロ?人事のプロ?

モネ : えーっと、そういう切り口ではなくて、領域ですね。領域というか分野というか。

カウンセラー : 今まで携わってきた領域でいうと?どういうものがありますか?例えばの話でいいんですが。

モネ : 例えば、ですけど、異文化理解、異文化コミュニケーションとかですかね。そういう分野で、例えば研修もできるし、知識もあるし、論文も書けるし、みたいな。

カウンセラー : あーなるほど。じゃあ研修屋さんという訳ではないんですね。

モネ : あ、それは全く違いますね(笑)。

カウンセラー : さっき、例えばの話って言ったけど、色々経験してきただろう中で、「異文化」を挙げたのはなぜ?

モネ : そうですね、全く未知の領域で知識も経験もゼロだったんですが、頑張って勉強したからですかね。あとはこういう分野は元々多分好きな方で、すごく奥が深いし勉強してても楽しかったので。

カウンセラー : そうなんですね。そういう経験ができたってすごくいいですね。かといって異文化の研修の講師とか、研修のプロではないんですもんね。

モネ : 話してて思いましたが、ダイバーシティ推進をやるチームが今の会社にあるんです。そこでは勿論、異文化も取り扱いますが、ジェンダーとか、障がい者とか、いろんな切り口でダイバーシティ推進を進めてるんです。研修もやるけど、研修だけじゃなくて、イベントとか、広報的なこととか、その他色々な推進活動をやってて。そこもアリなのかなーと思ったりしてます。

カウンセラー : いいじゃないですか!そこ、いいですね!研修や人材育成の経験も活かせますしね。こういうありたい姿があって、それに向けてどんな手を打つか、どういう媒体を使うか、それこそ勉強することも沢山あるでしょうし、モネさんの強みも活かせそうな気がします。

モネ : ただやはり、未知の世界なので自信がなくて。今の人材開発チームも、上司問題がなくなったとあれば気持ちよく働けるかなと。

カウンセラー : そうですね。まずは元のチームに復帰して、成果を出してから異動、というのでも悪くないと思います。

モネ : すぐに、じゃなくても、いずれはダイバーシティの方に行った方がいいと思いますか?客観的に。

カウンセラー : それは勿論。だってモネさん、自分で「研修屋さんは嫌だ」って言ってましたから!

モネ : 確かに・・・(笑)そうですよね。

カウンセラー : やっぱり、新しいことをどんどんやった方がいいと思います。やってみないと分からないし、広がらないから。
ただ復帰したては何かと大変だし、上司の問題も解決したなら、一旦はそこで(自己)評価を上げて、移るのもありですよね。
こういうことに興味があるっていうのは伝えておいた方がいいと思うけど。

モネ : そうですね!

◇◇

自分で気づいたのが偉いが(自分で言う、笑)、ダイバーシティ推進は私の興味関心・指向性や強み的にすごく合っているのではないかと思う。問題はネイティブ並みに求められる英語力だけ、、、

カウンセリングでは、【苦手な人と仕事をしなければいけない時の心の持ち方】というのも教えてもらった。
どちらかというと今回のカウンセリングはそっちの収穫の方が大きかったように思う。

人間関係は難しい。とても有益だったので、これについては別途記事にしたい。

人材開発か、ダイバーシティか

揺れ動く。ダイバーシティ推進が未経験、人材開発の枠から出るのが不安ということ以外に、私を悩ませるのは、今の会社でのダイバーシティ推進の体制だ。

ちょっと、特殊なのである。

あまり書くと身バレになりそうなので控えるが、
・そもそもダイバーシティは超進んでいて、その一歩先を見据えたレベルの高いものが求められる。
・チームというより1人か2人で活動。そこに社内の有識者(役員とか偉い人たち)やダイバーシティ関連のコミュニティ的なものに属してる人たちが関わりながら推進。

問題は二点目である。
仲間とワイワイやりたい、チームや人との繋がりを重んじるストレングスファインダー調和性第一位の私が、この環境で楽しく働けるだろうか。

ダイバーシティに興味はある。
だが、今このステージにいる自分が求めるものを改めて整理すると。

  • いち早く昇格したい(お金が欲しい)→いい家を買いたいから。笑
    子ども達にもお金をかけてあげたいし、美味しい物も食べたい、結局豊かな生活をするにはお金が必要。。

  • 研修屋さんになりたくはないが、人材開発の中でも新しい領域にチャレンジしたい気持ちはある。兼ねてから興味のあるストレングスファインダー関連とか。

  • 育休復帰後(2人育児という未知の世界)という職業人生の中でもトップクラスに入るであろう激動期に、知っているメンバー、理解ある上司、なんとなく分かっているチームのしきたり、業務、みたいなものはすごく頼もしい(勿論、2年近くの歳月を経てかなり変わってしまっていることは言うまでもないが。右も左もわからない、よりはまし)。

  • ダイバーシティ推進は苦労して異動が叶った所で、体制的に楽しく働けるかは未知数

  • 異動してしまったら数年の間、新天地での昇格は難しい。

  • 悲しい哉、外資系でダイバーシティ関連をグローバルの重鎮たちとやり合うには英語力が乏しすぎて草。今からどんなに頑張っても厳しい。数年はかかるだろう。

〜草って初めて使ったが、、使い方合っているだろうか。自信がない。ただ使ってみたかった、それだけである。

そもそも大前提として、育休復帰後は基本的には元のチームに戻るらしい。その大前提を覆す(=復帰と同時にダイバーシティ推進チームに異動する)労力に見合う価値があるか?と問えば、今、このステージにいる自分を考えたらないな、と思った。

答えが出た。
一旦は古巣に復帰だ。担当業務は会社が決めるのかもしれないし、私に選択権はないのかもしれないが、もし希望を伝えられるのだとしたら。

人のキャリアや可能性を切り拓く領域にチャレンジしたい(しつこいが、ストレングスファインダーへの情熱が再燃している)。

そして私の強みらしきものである、企画立案力をもっと発揮したいと思っている(以前は強み云々言う前に、とにかく心理的安全性がなく毎日怯えていたので全く力を発揮できていなかった)。

合わない上司が去ったのも、運が味方をしてくれたのだと思おう。

そうとなれば、早速復職面談のアポでも取り付けるか、と前向きな気持ちになった。

育休期間も残り半年を過ぎ、徐々にカウントダウン感が出ている。やりたいことはまだまだあるが、まずはハロウィンを楽しもう。

息子の小学校でもハロウィンのイベントが行われるらしい。一昔前には欧米の一文化でしかなかったハロウィン、10数年の時を経て、日本への完全なる浸透具合に驚く今日この頃である。

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