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人生100年、マルチワーカーとしての野望

様々な所で言われている、人生100年時代における働き方。色々な人が色々なことを言っているが、結論は皆同じ。「私たちは生涯(会社をリタイアした後も)ずっと働き続けなければならない」ということである。

平均寿命が伸びるということは、リタイアした後の人生が長いということ。70代、80代の自分を想像することは難しいが、より生き生きと楽しく残りの人生を生きるには、孫との時間も良いが、やはり生涯現役で収入を得ていく・自分の価値を発揮して世の中に貢献していく、それ以上のものはないような気がする。

マルチワーカーという言葉が適切かは分からないのだが、会社の仕事がある程度軌道に乗ったら、会社以外の柱を1本立て始めたい。

まだまだ育休から復帰すらしていない身であり、且つ復帰後がまた前途多難な予感満載で、こんなことを語っている場合でもないかもしれないが、語ることでモチベーションを上げると共に、今後の仕事(本業)のやり方もこの機会に考えてみたい。

やってみたいこと、それぞれのメリット・デメリット

兼ねてからやってみたいなと思っている仕事は下記である(なんとなく志望順)。

  1. バレエピアニスト

  2. インタビューライター

  3. エッセイスト

  4. ストレングスファインダーを活用したキャリア支援など

以下それぞれの志望理由やメリットデメリットについてまとめてみた。

1.バレエピアニスト
バレエのレッスンや公演のリハなどで、踊り手達が踊る曲を弾く専門のピアニスト。

【メリット】

  • 何か新たな勉強を1から始めたり、何百時間の講習の末資格を取らなければいけないなどということはなく、元々持っているスキル(ピアノが弾ける&伴奏やアレンジがそこそこ得意&バレエ経験がある)が活用できる。

  • バレエピアニストとしての経験はないので訓練は必要だが、何よりバレエやバレエ音楽が好きなので楽しみながら学べそうである。

【デメリット】

  • ピアニストとして名だたる方々が本業としてやっている仕事でもあり、マルチワーカーの1つとして・・・だなんて片手間では務まらないのではという懸念がある。

  • 自分も踊りたくなってしまう可能性が大アリ。


2.インタビューライター
様々な人生を生きる人たちのストーリーを、独自の目線で切り込み、コンテンツとして世の人々にお届けする。

【メリット】

  • 様々な価値観や視点、新しい世界を世の中に届け、誰かに影響を与えられるかもしれない。「世界を広げる」という私自身人生で大切にしてきた価値観と合致する。

  • 初対面の人とすぐ打ち解け、良い空気感を作れるという強みらしきものも発揮できそうである。

【デメリット】

  • よほど優れた取材力や文章力、コネクションがない限り、仕事の依頼がなかなか来なさそう。

3.エッセイスト
日々の色々なことを独自の目線で表現し、コンテンツ化、世に発信する。

【メリット】

  • ただただ楽しい。

  • 文章力や表現力が磨かれる。

  • 仮にそこそこ有名になれば、漫画家さんや編集社周りの方々など人脈が広がりそう。

【デメリット】

  • 競争は激しく、かなりの差別化が必要。

  • そもそも有名人でもない限り、需要は少ないため趣味の範囲の延長、、となりそう。

4.ストレングスファインダーを活用したキャリア支援など
皆がそれぞれの個性を活かして生き生きと働けるよう支援する。

【メリット】

  • 皆が個性を活かす、適材適所で輝くという私の職業観に合致

  • 社会的にも[そういう時代]であるため、需要はそこそこあるはず。

  • 自分の子どもにも役立つ助言ができそう。

  • 本業にも活かせそう(というか本業でできる可能性がなくはない)。

【デメリット】

  • 競争は激しいため、何らかの差別化が必要。

  • 考えうる手法としてはコンサル、セミナーなどであるが下手すると怪しいビジネスと取られそう。

  • キャリコンなど、高額で永遠に更新し続けなければならない資格を取る必要はありそう(必須ではないが)。

時期によって、それぞれの熱量は変わってきたりするのだが、今現時点で一番やってみたい!と思うのは、バレエピアニストである。

会社とは、やりたくないことをやらせられる所?

やりたいことを自由に妄想した先に辿り着いたのは、会社員としてのスタンス的なものである。

私はこれまで会社の中でも、こういうことがやりたい、と鼻息荒く理想を追い求めてきたのだが、ここにきてなんだか妙に現実めいた(夢のない)考えに落ち着いてしまった。

会社とは、そもそもやりたくもないことをやらせられる所(爆)なのではないか。

誤解のないように言っておくと、決して会社を悪く言っている訳ではない。ネガティブなことを吐いているつもりもない。

ただ会社というものを改めて冷静に考えたときに、個人個人の理想や夢を叶えられるはずがない(※叶えられる場合もある。ただ夢を叶えるための場所ではない、それが目的として存在しているものではないということ)ということに、今更気付いたのである。

改めて考えてみよう。
さて、会社(会社員)とは。

  • 利益を上げるのが一番大事、というかそれが全て(でないと存続できない)

  • 利益を上げられそうなビジネスを行う

  • 利益に繋がる結果を出している社員が評価される

  • 会社が決めた決断が意にそぐわなくても、基本従わなければならない

  • 仕事が自分の希望や適正と合ってなくても、とりあえずはやらなければならない

  • 会社の求めることをやってくれる代わりに安定した収入が得られる

  • 会社は個人の幸せやこの先の人生に一切責任を負わない

ひどい!冷たい!こんな毎日頑張ってるのに?!と思われた方も多いだろう。私もそう思う一人である。

が、よほどのアットホームな【社員全員が家族です】みたいな会社でない限り、程度の差は多少なりともあるにせよ、会社とは概ねこんなものなのだと思う。

それは会社がひどい、とかではなくて、会社とはそういうものなのではないか。

だからといって、ではただ命令に従ってれば良いのか、自分の成し遂げたいことを提案してはいけないのか、というと、それも違うと思う。

ニュアンスがとても難しいが、そもそも【社員一人一人の夢を叶える目的で設立されたものではない】ということ、【利益を上げ、成長し続けていくために必要なことをやっているのが会社】なのだということを改めて考えてみた。

ただ、矛盾するようで恐縮だが、会社によっては個人の夢を成し遂げられるケースもあると思う。会社でそれができたら、それは大変幸せなことだとただただ羨ましく思う次第である。

私の会社はというと。やはりそこは利益を追い求める普通の会社であり、私はそのために会社の求める仕事をやらねばならない歯車の一員に過ぎないのである。

その中でも、少しでも楽しそうと思うことや、適性がありそうと思えることにチャレンジできたら良いなと思っている。

会社員としてのモチベーションは

あくまで私の場合だが。
上記で挙げたような、やりたいことを好きにやるために、会社員としての仕事を頑張ろうと思っている。

仕事でもプライベートでも、自由にやりたいことをやるためには安定した収入がやはり必要である。

そこは色々な価値観や考えがあると思うし、会社員じゃない方も同じような考えの方もいれば、違う方もいると思う。

100歳まで生きるかもしれない自分。できることなら最後まで生き生きと楽しく人生を過ごしたいな、できれば自分が死ぬときに思い残すことが何もないよう、満足して旅立ちたいな、などと図々しいことを思っている。

元気で健康であれば、それに勝ることはないのかもしれないが。

さて、まずは復帰後の仕事が順調にいくことを願うばかりである。

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