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抹茶の美味しい季節・転職活動は次のフェーズへ

気づいたら2ヶ月近くnoteを書いていなかった。
仕事が激動の変革期を迎え、記憶のないくらいの激務状態が5月いっぱいまで続いた。今、一瞬だけ嵐の前の静けさである(明日にはまた嵐が始まる)。

数少ないリモートワークの日の隙間を縫って、エージェントとの面談やら企業の面接をこなす日々である(今やオンラインで出来る世の中、ありがたや)。

土日は旦那に子供たちを預けてひたすら書類のアップデートやら面接対策やらー

激務を極める本業+ガチ転職活動+子ども2人の育児家事の両立は想像以上に堪えるのだが、そんな私を癒してくれるのは今が旬!の、抹茶である。

スタバに行けば最近はいつも抹茶ラテ

ちょっと飲んでしまったので多少乱れている
だいぶ飲んでしまったので乱れている

その他スタバでは絶賛発売中の抹茶チーズケーキなるものも食べた(写真を撮ったはずだが消えた)。

コーヒーや紅茶もいいが、抹茶って何か特別感があっていい。日本人としての自分を大切にしているような、謎の自己肯定感アップ感を感じる。

本当はいつしか京都で買ってきた粉末抹茶を優雅に点てて、しっとり味わいたいのだが、カオスな日常の中でとてもそんな余裕は持てていない。

そんな中、転職活動の進捗はというと。正直順調とは言いづらい。世の中に完璧な会社など存在しないことは分かっているが、年齢的なこともあるし、何より転職活動自体が楽ではないので出来たら今回を最後にしたいーと、思うと色々慎重になる。

あれこれ学んだこともあるので、自分の整理も含めて記しておきたい。

気乗りしないまま応募だけしてみた、というケースの結末

以前、「受けたい会社がない!」と嘆きの記事を書いたが、応募しないことには始まらないと思い、気乗りしないまま(エージェントの進めるまま)いくつかにエントリーした。

ま、書類を出すだけタダだし、面接に呼ばれたら悩めば良い、という感じで、全く行きたくもない会社にエントリーして、それでも「応募数が全然足りません、こんなんじゃ転職活動いつまで経っても終わりませんよ」的なことをエージェントに言われた。

行きたくもない会社にエントリーする意味がわからず、ちょっとエージェント不信にも陥っていたが、あまりにも進展がないので、「やはり行きたくない会社も受けなければ始まらないのかもしれない」という気持ちになり、全く気乗りしないままいくつかに応募した。

その結果、その全く気乗りしないいくつかの企業(書類選考落ちのつもりで受けた)が、まさかのほぼ全て書類通過し、面接に呼ばれた。

悲劇はここからである。面接に呼ばれたからには、面接対策をしなければならない。
志望動機、その会社で叶えたいキャリアビジョン、その会社の理念に対する思い、聞きたいこと、やりたいこと・・・全くないのである(爆)。

なんとか捻り出して、志望動機を作りかけたのだがふと我に返った。
えっと、私何やってるんだっけー

なぜ行きたくもない会社に苦労して行く準備をしているのか、なぜ「どうか落ちますように」と思いながら応募するのか、意味不明!である。

そして悩んだ末、いくつかの企業の選考を辞退させてもらった。
エージェントや企業には本当に申し訳ないが、ここに労力をかけるのは絶対に違う!と思った次第である。

「先入観で決めつけない」「自分の可能性を自分で狭めない」「面接で話していくうちに志望度が変わることはよくある」などはエージェントからよく言われていることで、それは確かにそうだと思うが、よーく考えよう。

私は時間を無限に転職活動に捧げられる訳ではない。そうでなくても時間の確保が難しく、もはや睡眠時間を削るしかないギリギリの状態でやっている。

数少なくて良いから、本当に行きたいと思える企業を厳選してそこにできるだけ全力を注ごう、厳選した結果応募したい企業がないなら、それは仕方ない

譲れないものを整理する

恐らく私の条件が厳しい(ことは分かっている)。

勤務地ができるだけ近くて、できたら週3くらいはリモートできて、残業は限りなくゼロに近く、そこそこの年収とポジションは確保、そこそこ有名な企業でやりたいこともできて人間関係も問題なし、将来性もバッチリ!!ーなぁんて企業、ある訳ない。ナイナイ。

ではその中でどうしても譲れないものは何か?
再度整理してみようと思う。

今回の転職で叶えたいことは、ズバリ以下の2つ。

  • 人事としてキャリアの幅を広げる

  • ワークライフバランス、体力と心のゆとり確保

である。

一つ目はこれまでも散々書いている通り、もう研修・育成担当はボチボチ卒業して、組織開発領域にチャレンジしたい。

二つ目はこの1分1秒を争うような、呼吸もできないような毎日(体調を崩しても騙し騙し、、)から卒業し、少しばかりの余裕を手に入れて上の子(小3)に向き合う時間とゆとりをたまには確保したい(毎日でなくていい)。

それと、二つ目に付随するが、社風ってやはり大事だなと今更思う(遅い)。
現職は完全なるザ・外資(アメリカ)の社風そのもので、徹底した成果主義(どんなに頑張ろうが、体調悪かろうが結果が全て)・個人主義・毎日1ミリでも成長しろ、さもなければーという社風である。
※果たしてアメリカの企業が本当にこんな文化なのか?は一旦置いておく。

ジャンジャン辞めていくし、ジャンジャン採用をしている。人の入れ替わりは日常茶飯事なので、社員自体に仲間と関係を築こうとか、楽しく仕事をしようという意識は薄いように思える(楽しく、とか言っている時点で私は恐らく場違いである)。

よく5年ももっていると自分でも思うが、この環境がとても魅力的だという人も勿論いる。
そういう人こそ入社すべき会社で、そういう人こそ活躍しているのだが、【その環境が自分にフィットするか】はもしかしたら仕事内容、給料云々より一番大事なことなのかもしれない、と今更ながら思っている(遅い)。

しかし残念ながら、社風とか雰囲気、みたいなものは入ってみないとわからない部分が多い。

だがあながち嘘じゃないな、と最近思っているのは、会社のビジョンとか、求める人材像とかはその会社をズバリ表していることが多いなと。

どこまでも自分の限界に挑戦し続け、成長をやめない、という人材像を掲げている会社で、寝ているオジサンやネットサーフィンをしている若者はいない(爆)。

ある程度ビジョンや求める人材像といった所から社風を探りつつ、まぁ大きくはズレてないかなといった所は検討に値する。

※だからといって社員を大切にするアットホームな社風です、というのも少し考えもので、入ってみたらみんなでつるまないといけない、とか、同調圧力とか、馴れ合いとか、仕事における判断も人間関係に依存する、みたいな話も聞く。

難しいが、良い塩梅を探っていくしかない。

グローバル企業へのこだわり

先ほど転職で叶えたいことは以下の2つだと書いた。

  • 人事としてキャリアの幅を広げる

  • ワークライフバランス、体力と心のゆとり確保

それで紹介された企業をいくつか受けた。
そこで自分でも意外だった発見がある。
面接の最後に、「何か質問はありますか」といういわゆる逆質問(こちらから面接官に質問する)の時間がある。

そこで私は必ず、受けている企業がグローバル企業であれば、自分の仕事が具体的にどこまでグローバルに関わるかといったことを質問している。
グローバル企業のグの字もない企業であれば、今後のビジョンとしてグローバル展開をどの程度考えているか、それを人事施策にどう落とそうと考えているか、自分が果たせる役割は何かということを質問している。

そこで、今グローバルのグの字もない・今後グローバル展開するつもりもない・近いうちは勿論、長いスパンで考えてもないーという企業(今時珍しいと思うものの、実際結構あるという衝撃)であることが分かった瞬間、一気に冷めてしまい(笑)面接中はその場をどうにかやり過ごす時間と化す。

実は先日、本命に近い企業の二次面接があったのだが、海外拠点はあるし、今後グローバルプロジェクトも増やしていく方向、とHPに書いてあったものの、実際に面接官(二次なのでそこそこ偉い人)に聞くと全然イメージが違った、ということがあった。

業界が特殊だったからかもしれないが、グローバル人材育成とか、海外拠点と仕事をすることはなく、今後も永遠になく(爆)、むしろそんな質問をする私は場違いだと思われたかもしれない。
本命に近かったが、ヒューっとやる気を失い面接の最後はそっけなくなってしまった(多分落ちた)。

なぜそこが本命に近かったかといえば、上記2つの転職で叶えたいことを完璧に叶えられる、且つ面接官の人柄が良く、社風としても合っていそうだったからである。

それなのにー

そうか、グローバルな仕事、というのも譲れない条件になってしまっているのか。
思い返せばこの会社でヒーヒーいってきたが、その苦しみを支えてくれたのは、多国籍な社員や文化の違いや、スケールの大きな世界レベルでの仕事や、同じことを英語で言うだけで“仕事デキル人風になれる”謎の環境、であったのかもしれない。

グローバルな知見を得たい、というのが思えば前職から現職への転職理由の一つであった。
前職では全く使わないし使うチャンスも訪れないのに、せっせと英語の勉強をして多分周りからは浮いていた(爆)。

さて、グローバル企業となると。また条件が一つ増える。
外資系企業でなくても、今や大企業を中心に、日本企業の多くが世界に進出している。

はて、また悩みの種が増えた。
全てを叶える会社など見つかるのだろうか。

転職活動フェーズ2

フェーズ2、とカッコよく言ってみた(笑)。
3月くらいからゆるゆる始めた転職活動も、今やガチでやっている。

色々受けたり、辞退したりもして、結局まだ決まっていないが、ちょっとフェーズが変わったかなという感覚がある。

これまではフェーズ1、これからはフェーズ2、である。

【フェーズ1】
転職活動を始めて、せっせと色々な書類などを整備して、紹介される企業をひとまず色々受けてみた、という段階。
※某大手エージェントをメイン使い

【フェーズ2】
自分の譲れない条件や叶えたいことを再度吟味した上で、ここは良さそう!と自分のそこで働く姿が想像できる求人にのみピンポイントで応募(しようとしている)。
※ヘッドハンターや、業界職種に特化したエージェントをメイン使い

書類の書き方もそこそこうまくなった(?)し、面接の場数も少しは踏んだ所で、あれやこれや手を広げず、ここぞという所に集中すべきフェーズがきた、と思っている。

ま、それもまた色々悩みが尽きないのであるが、長くなったので後日赤裸々に書きたいと思う。乞うご期待!である(誰も期待していない、笑)。

◇◇

抹茶は今が旬!と書いたものの、実際の旬は秋らしい。旬じゃないのになぜこの季節に抹茶スイーツやらが多く出回っているのか。どのコンビニも抹茶フェアの真っ盛りである。
そう、人生は謎だらけ。

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