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子供のためのオルセー美術館(31)夏休みのお絵かき特集②クールベ・嵐の海/オルセーお絵かきビデオと
嵐だ!
とつぜん
黒い雲がやってきた
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深みどりの波が
どんどん大きくなって
![](https://assets.st-note.com/img/1690322322586-q8W87mBoik.jpg?width=1200)
白いあわをはきだした
![](https://assets.st-note.com/img/1690319250784-wNM7d3Nzbc.jpg?width=1200)
ずっと向こうに小さいボートがいるよ
![](https://assets.st-note.com/img/1690363096400-A4P1CDhNZf.jpg?width=1200)
だいじょうぶかな
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Gustave Courbet Ornans 1819 -Suisse 1877
La Mer orageuse, dit aussi La Vague 1870 Salon de 1870
ギュスターヴ・クールベ
嵐の海、波 1870
夏休み🌻さあ、きのうに続いて絵をかきましょう!
その前に さっきのボートはだいじょうぶだったかな?
嵐のあとの絵
![](https://assets.st-note.com/img/1690319639001-SbOX3r6VM9.jpg?width=1200)
あ、あそこに! いたー
![](https://assets.st-note.com/img/1690319638606-9tPP9H1ciZ.jpg?width=1200)
Gustave Courbet
La Falaise d'Étretat après l'orage 1870
ギュスターヴ・クールベ
嵐の後のエトレタの崖 1870
美術館のビデオを見て 嵐の海をかきましょう
用意するもの
画用紙
えんぴつ
ティッシュペーパー
スティックのり
水性絵の具
筆
1. えんぴつで、上に雲、下に大きな波のある海の風景をかく
2. ティッシュペーパーをちぎってくしゃくしゃにし、雲や波の上にはる
3. 絵の具で海と空をぬってかわかす。
4. 空にはカミナリ⚡️海にはボートをかく
ギュスターヴ・クールベ(1819年 - 1877年)
1869年の夏、クールベはノルマンディーの小さな町エトルタに移り住んだ。エトルタでは、ドラクロワ、ブーダン、ジョングキントがすでに海と向き合っていた。白亜の崖、微妙な光、嵐の激しさ、波の静けさなど、空が常に変化するこの地方は、クールベに新たな主題を与えた。
ここで画家は、荒れ狂う海の強烈な姿を描き、セザンヌも賞賛した自然の力の不安で野蛮な力を表現している。太いペインティングナイフを使って大胆に絵の具を乗せるクールベは、海に永遠の印象を与えることに成功した。岸辺の2艘のボート、泡の白さで強調された深緑色で描かれた波、そして黒い雲に覆われた空。
1886年9月28日付の『ジル・ブラス』紙で、モーパッサンは、エトレタ滞在中にクールベを訪ねたときのことをこう語っている。「時々、彼は窓に顔を寄せて嵐を見ていた。海は泡と騒音に包まれながら、家を叩いているように見えるほど近づいていた。海水があられのように窓に当たり壁を伝った。マントルピースの上には、サイダーの瓶と半分に満たされたグラスが並んでいた。クールベは時折、数口飲んでから仕事に戻った。この作品は大きな波となり、世界中を巻き込んでいった」
お読みいただきありがとうございました。
今日はティッシュペーパーを画用紙にはりました。小さめにちぎってくしゃくしゃして、のりをつけやすくしてください。
ティッシュで入道雲やお天気のいい海も、砂浜も表現できそうですね。
どんなアイデアがあるかな?皆さんの楽しい絵をいつか見てみたいなと思います。
美術館にある暑そうな夏の絵、寒くなるような怖い作品などなどを、これからまたご紹介していきます。
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