バルコニーガーデニングⅦ:バーティカルモスガーデン
前々から「日当たりは良くない(日照が得られない)」ことについて記述していましたが、その立地条件(バルコニー内側)の特徴に対して、「苔」を使ってモスガーデンとして整備するのは有効でないか?というアイデアがありました。
スペースとしては、主にハンギングプランター(バルコニー立上がりの内部側に設置してあり、ほとんど直射日光は当たらない)のポケットを使って、実際にやってみています。
ハンギングゾーン
購入した苔は、もともと日照が得られない場所にレイアウトする考え方でハンギングゾーンには植えないつもりでした。
しかし、苔セットにおまけ(?)のような感じで苔のついた石ころが入っていたので、ハンギングプランターの中でアクセントとして配置しています。
ハンギングゾーン全体を見渡す中での苔の存在感はとても小さく、ほとんどありません。今後、モスガーデンとしての要素を広げたり、あるゾーン、またはゾーンの中でスポット的に苔を強調した空間を設けるのか?アイデアとしては面白そうです。
ポケットゾーン
ハンギングプランターでは、まず最下段にあるポケット×4列分(一番日照が得られない環境)に対して苔を植えました。
遊びで磁器質タイル、松ぼっくり、白いガラス片と赤いガラス片を散らせています。
ハンギングプランター4列のうち1列分では、下から3~5段目にも苔を植えてみています(下から2段目が4列すべてにタマリュウを植えている段、下から6段目が最上段で、既に別の植物あり)。
高さ方向の全体像としてはこんな感じです。ロックガーデンとして整備したカラーストーンの色・径との対比が、苔の存在でより強調されます。
ハンギングゾーンと同様に、ポケットゾーン全体の中では、苔には高さがなく、ポケットの縁より低い視点からでは見切れてしまいます。そして、明るさの観点からも日陰の位置にあるので地味な印象です。
しかし、今のところ日陰の環境でも土と水だけで枯れず、元の緑色をある程度保っていることが確認でき(ハンギングゾーンに置いた石についた苔は、たぶん枯れてるみたいですが...)、タマリュウと併せて、日陰環境でもレイアウト・育成ができる植物として、今後も成長を観察し経過を見ていきたいです。
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