足掻く

久しぶりに筆を取る。最近、めっきりネット将棋で勝てなくなった。ついさっきまで潜り込んで10連敗。何が原因なのかと言われれば、列挙すれば数えきれない程だが、大きく二分されるように思う。
まず第一に、将棋に対するアンテナが鈍くなったように思う。以前は、何かと理由をつけては書店に行き、新刊の棋書を立ち読みする暇潰しをしていたが、書店に行くのも億劫なこのご時世、そんな暇潰しをするくらいならステイホームしているのがベターである。
第二に、将棋に対する情熱の度合いが減ったのもあるだろう。以前なら、気になる対局は逃さずチェックしていた。しかし、最近は将棋連盟アプリすら開く日と開かない日がまちまちであるし、勉強に至っては半年ほど前から何もしなくなった。当然のことだが、勉強しなければ棋力を保つのは、難易度の高いことだと思われる。
それでも、自分は時おり将棋を指し、負けると不甲斐なさから勝つまでやり続けるというネット将棋特有の悪循環から抜け出せずにいる。勝てばいいだけの話なのだが、勝つためには勉強は必須だろう。
以前にも書いたような気がする(気がするだけかもしれなくて、書いたかどうかすら覚えていないあたり記憶力のなさが窺える)が、私は「努力」が苦手であり、三日坊主体質である。しかし、勝つためには、上にも書いたが、おそらく継続した将棋の勉強が必要だろう。自分の本質のがさつで怠惰な部分から足掻かねばならないと思う次第であり、その決意をここに記すことにする。

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