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弟が生まれ突然始まった2歳の息子の壮絶な夜泣き。ピタリと止まったその意外な理由

我が家の長男は現在2歳3ヶ月。弟は彼が1歳半のときに誕生した。

弟が生まれてしばらくし、突然夜泣きが始まった。
授乳でもないのに3時間おきのサイクルで。 

その泣き方は隣人まで驚くようなどこか大ケガでもしたのかと思うほどの、もの凄い叫び声と共に起きる。

そのときに彼が寝てるのか起きてるのかはわからないがとにかく3時間おきにパニック状態になるのだ。

これまで長男は夜泣きが一切なかった。
この話はすでに書いたので割愛するが、彼にはいくつかの本を読み漁り行ったねんねトレーニングをの成果もあって夜泣きに一切困ったことがなかった。弟が生まれるまでは。

生後1ヶ月頃には安定した睡眠サークルができていて、彼は19時頃就寝し朝6時頃までは一切起きなかった。
 
そして彼は生後8ヶ月頃から一人子ども部屋で寝ている


当時は産後なのにこんなに楽していいのかと思うくらい、夜間授乳なしで母子ともに夜もぐっすり寝ていた。

しかし今になって夜泣きの度に部屋に駆けつけるという、24時間のレスキュー隊のような仕事が始まったのだ。

「子どもの夜泣きなんて普通でしょ」という人の方が多いのかもしれない。

しかしこれまで夜泣きに悩まされたことがなかった私は3時間おきの夜泣きに免疫などない。子供たちのことは大好きだけどできれば寝るときくらいは一人になりたいと常々思っていたのでねんねトレーニングを研究したのだが、次男出産と同時に初めて二人育児の試練を感じた。

長男の育児が楽すぎて、次男も楽々育てられるだろうと漠然と思っていた期待は即座にハズレたのだ。
これが赤ちゃん返りというものだろうか。

今さら親子同室なんて長男も慣れていないため逆に無理かもしれないし、早期に一人部屋デビューさせた意味が全くなくなる。

それが今になってツケが回ってくるとは(@_@;)

完全に育児をナメていた。

「眠すぎる。とにかく寝かせてくれーーー。」
これが毎日の強い願いになった。

寝不足の毎日が続くと、子供の些細なイタズラでもイライラしたり、旦那との会話でも沸点が低く怒りやすくなったり、体力は限界で顔もシワクチャになってきていてまるでいいことがない。

しまいにはゲッソリと痩せてきた。。
人生で一番絞ったと結婚式の時の体重をゆうに更新。。

ところで次男はというとベビーベッドを寝室に置いて寝かせていた。
当時の長男同様夜泣きなど一切なく、朝も朝食の準備を済ませ迎えに行くまで一切泣かない。

長男の夜泣きさえ止まればかなり平穏育児なのに。

そんなこんなで次男8ヶ月のある日。

そういえば次男もそろそろ長男が一人部屋デビューをした月齢に近づいてきた。   

次男も知恵がついてきてすぐにパパとママの居場所を確認するようになってきたし、どうにかこのタイミングで子供たち二人で子供部屋で寝てくれないだろうか‥

でも夜泣きで次男まで起きるようになったらこっちもパニックになる‥

そんな思いを巡らせていたのだが、「育児も常にアップデートが必要!」ということで思い切って2歳3ヶ月の長男と8ヶ月の次男を二人部屋デビューさせることにした。

必須事項は安全面の確認。

①長男が次男を押しつぶすことがないよう、二人のマットレスの距離を取る。

②子供部屋モニターを天井に設置し、子ども部屋全体を確認できるようにする。

「これで今夜ついに決行だ!」

「夜泣きパラダイスになってもなんとか乗り切ってやるぜ!」

という訳のわからない意気込みで夜を迎えた。

寝かしつけ自体も長男次男は寝室が別だったことから今夜初めて一緒だ。
お風呂上がりに夜の本の読み聞かせを行い、ナイトシアターのスイッチオン!
長男はいつものねんねルーティンである。

次男はその間にミルクを飲み、すでに眠りこけそう。

…子供部屋が真っ暗になり約40分。

無事二人とも就寝。

ここまでは難なくクリア!

問題は夜泣きだ。

今夜も夜泣きに備えて早めに寝ておこう。

ということで大人も就寝。

……翌朝6時

…え?6時??

夜何も起きなかったってこと!???

隣で寝ている旦那に確認。

「夜起きた?」

「ん?いや起きてない」

(ベビーモニターで子供たちの生存を確認)

「…二人で静かに寝てるよ!ぅぅ感動ーーー。゚(゚´Д`゚)゚。」

早朝私たち夫婦はハイタッチし、また布団に潜り込み久々の朝寝坊をした。

それから数日。
そして数カ月と長男は夜泣きで起きることはなかった。

あの辛かった数カ月は何だったの??というくらいに長男の夜泣きは唐突に終わった。


きっと長男は一人で寝ることがイヤだったわけではなく、次男がパパママと同じ部屋に寝ていることが相当イヤだったのだ。

とにかく子供心をわかってあげる。

そして一緒に解決していく。

その重要さを痛感した出来事だった。

数カ月も理解してあげられなくてごめんね。

夜泣きには理由がある。

しっかり覚えておくよ。

育児の毎日の出来事は思い返して見れば本当に些細なことである。

でもその親にとっては全てが初めてのことの繰り返しで、1歳児育児も、2歳児育児も今しか経験できない経験であり試練の繰り返しでもある。

次の年齢にレベルアップをすれば、また次の試練がやってくる。

一人っ子育児も二人育児も三人育児も同じだろう。

二度と同じシチュエーションがないからこそ、大変だと感じることも多いのかもしれない。

しかしふと去年、一昨年の子育てを思い返せばあの頃大変だった気がするけど一体何が大変だったの?と思えたりもする。

大人も子供も常に成長し、次へ進んでいくということなのだ。

コロナ育児も大変だけど、きっと来年はまた笑っているだろう。

それでは☆

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