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産休17日目

息子はカレーが好きなので、市販のルー以外の選択肢を作れないものだろうか、と考えて、こちらのレシピに辿り着いて作ってみたところ、大成功。

乳児も大丈夫こども本格スパイスカレー by カレー大使 https://cookpad.com/recipe/2096938?view=single#share_twi #cookpad

いろんな事情で辛いものを控えたい妊婦自分にもとても美味しくて、ハマりそう。旦那は自分でいろいろ入れて辛くして満足して食べていた。今度は自分なり応用で、好きなほうれん草のカレーを作ってみたい。

トイトレの話から、保育園の話へ。

友達付き合いがあまり広くなく、子育てに関する話題を共有する相手が職場の先輩同期後輩に数人くらいしかいない私なので、未就学児は基本的に保育園に預けていることが前提の会話になる。

それがある日、そうではない家庭の方と会話することがあり、その方、いわく、
保育園でしつけとか全部やってもらえるから羨ましい〜と、
いやいやいやいやいやい!や!

子育てを外注して外で稼いできているわけでは決してない、のだけれど、ワーキングマザーのイメージって、どうなのかしら、そんな感じ?

保育園ってそんなに、何でもかんでも手取り足取り親の代わりに教えてくれるところではない。少なくとも我が家が利用しているところは。

0歳〜年長まで食事と睡眠以外は一緒に遊んでいるような所なので、保育士さんたちが親の代わりに生活のあれこれを躾けてくれているというよりも、子ども自身が周りのお兄さんお姉さんを見て、やり方を覚えてきている感じ。家庭内で、下の子が上の子を見て育つように。

生活のことだけではなく、言葉や遊びに関してもそうなので、良くも悪くも、うわあいつの間にそんなこと覚えた!?と思うことがある。
3歳前にして下らない下ネタを言って大爆笑するようになったりとか。ここは一長一短。

本当はそういう施設ごとの保育方針を見極めた上で自分の子どもを預けるところを決められたらいいし、保育園に入れるか幼稚園に入れるかだって、経済的な理由に囚われることなく選択できたらいいのに、と思う。

しかしそうはいかない日本社会。

働きたいのに預けられない人がいるし、親のもとで育てたいのに預けて働かなければいけない人がいる。

私にあんな発言をした彼女は、どんな立場で、気持ちだったのかしら、分からないけど、私は心根では、経済的な理由さえ許せば3歳までは家でみたい派なので、言われた時はなんとも複雑な気持ちになった。

子育てなんて、壮大なテーマ、100%自分の納得いくスタイルを確立している人は全体の如何程だろう。そこに仕事との両立が入ってきたら難易度はさらに上がる。
きっと多くの人が、少しずつ小さな妥協をしているから、自分とは違うスタイル(もしかしたらそれは、自分が叶えたかったけど叶えられなかったものかもしれない)で生きている人と向き合った時に、相手の本心を慮る前に不満がポロリと口をついて出てしまうのかもしれない。

そういうわけで、異なる立場に対する、先入観からくる何気ない発言には自分も常日頃から気をつけて生きていたい。

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