令和4年保育士試験 実技 受験記録(造形編 〜フィンガー・ペインティングって何だっけ!?)

追記、後日談
この1ヶ月後、無事合格しました!

さて、
1年半がかりで受験3回目にして何とか筆記試験に合格したので、本日実技試験に挑んできた!

場所は、かつてネット民に、Fラン大学の代表として散々ネタにされた、某大学に初上陸!!((o(´∀`)o))
…とは言え、あの頃ネットで見た校舎の汚いスプレー落書きは当然無く(当たり前!)新宿区内なのに、高級住宅街の中にどっしりと佇むとても落ち着いた雰囲気の綺麗な大学で安心したw

まずは運営面への雑感

しっかし、、、
実技は一人一人順番に見なきゃいけないから、膨大な手間暇かかる試験。
準備側も段取り大変だろーな、と慮られた。

8:45集合でガイダンス、最終受験者16:30終了、って事しか情報が無い状態で現地へ。

何千人?か居る中で、受験番号ごとに各校舎、各部屋が割り振られている事が、建物に入る前に掲示されてて、それを見て初めて自分がどこへ行くのかわかる。黒山の人だかりで、まず掲示板が見えない…
けど、何とかチェック出来て指定の場所に向かう。
受験番号が6桁なんだけど、○番〜△番、って塊が複数に分けられてるけど、え?自分はどこに所属だ?ってのが、数字の大小がわからなくなって混乱、一瞬戸惑った…隠れ算数障害、出た〜!

で、そこからガイダンス。
わざわざ8:45に全員集合させられて、試験の説明な訳だけど…
当日自分の席に置かれている説明冊子の表紙1ページ目、部分部分を試験官が読み上げていくも、
各試験の注意点などの説明のところは1番知りたいのに「各自読んでおいて下さい」
って、おいーーー!

結局自分でその説明冊子の説明と、受験者全員(後で数えたら1100人弱)一人一人の試験会場、受験科目、時間が書かれているので、最初にどこに行って、どこで待機してれば良いのか、休憩はどこでできるのか、など読み解いて、今日1日の自分の動きを知ることになる。

む、難しい…
そして結構待つね…

ガイダンスは10分?程度で終わり(1ページ目を読み上げるだけだから。)最初の造形(お絵描き)の試験は一斉で、9:30から10:15。
いきなり30分以上待機。

そして、2時間空いて、私の言語(素話)の時間は12:22から3分間。

この順番はもしや…

保育士試験は、9科目の筆記試験があって、1科目づつ合否が出るから、合格科目を3年間持ち越せる。
って事は!!
番号が若い程、過去の受験者、で、番号が大きくなる程、最近の受験者、、、
なるほど。
一発合格できた人は、順番最後の方なのね!
で、後がない3年目の人程、最初にやってくれるのね!!

優しいじゃないか!!
一発合格出来なかったけど、比較的早く終われてラッキーだぜ!
って事に気付いたりして。
余計な勘繰り。


運営はホント大変だと思うし、バタついてた感じはあったけど、、、
かなり自分でしっかり見て、判断して動かなきゃならない場面が多くて、あまり優しくない試験会場や段取り。

日頃、インクルージブとか、誰にでもわかりやすく、とか見える化、とか気にして仕事や生活してる自分にとっては、なかなかの衝撃…

でも、そういうことも含めてクリアしないと「そもそもの受験資格無し」って事なんだろーな。。
基礎学力や、状況判断や、読み取る力、、、生きていく中で、やりたい事に挑戦して諦めずにやり切る為には、やっぱり必要だな…
と改めて感じた次第。

そうなると、学校に通う意味を、改めて感じた。
嫌々でもなんでも、行ってればやらされるから、いつの間にか身につくんだよね…
不登校の我が子を思い、勝手には育たない力なので、その部分を育てる機会を設ける必要性を痛感。


造形

さて、お絵描きです。
昔から好きだった事もあり、第一に選択。
ネットでどんな課題が出てどんな絵を描けばいいのか、ざーっと見て、ふむ。ポイントさえおさえれば楽勝でしょ♪とお気楽に構えて準備ほぼせずに臨む。
時短のため、一応予め保育士の髪型とエプロン、子供の服と帽子の色は決めて、それだけ一度描いて、練習終了。

色鉛筆は息子の24色を借りて。
まさかこれが命取りになるとは夢にも思わず…↓

さぁ試験です。
お題は
『3歳児クラスの子ども達が保育士と一緒に園庭でフィンガーペインティングをしています。机に広げられた紙の上で、絵の具の感触を確かめたり、大きく腕を動かしたりして、楽しく描いています。』
条件
1.フィンガーペインティングで楽しく遊んでいる様子をかくこと
2.園庭での準備の様子がわかるように表現すること
3.子ども三人以上、保育士1人以上
4.枠内全体を色鉛筆で着彩すること

でした。

ほーん。。
指で直接、絵の具を塗るやつだよね??
とりあえず取りこぼしのないように…構図を決めて…あ、問題用紙の余白に描きながら考えよう。


園庭なので、、とりあえず滑り台、砂場、ブランコを奥に描いとくか。その奥には木の柵で外と仕切る。
ブルーシート敷いて、保育士は絵の具を小皿並べたとこに出してる様子と、、絵の具だから牛乳パック切ったやつに水入れて、筆を何本か挿しておこう。
子ども三人、感触遊びで指をこねくり回してる子と、腕を大きく動かしてる子を入れて、、あ、外だし帽子被せて、園児服は腕まくりだろ。
こんなもんか。
構図が決まっちゃえば出来たも同然!

じゃ解答用紙にかこう。

で、解答用紙に下絵描いてたら、残り15分!?
ぎゃー、色塗らなきゃ…!なのにまだ下絵が不十分…
でもそんな事言ってる時間無い!

面積大きいとこから、ざざっと背景をまず塗ろう…
えーと…茶色で木の柵とかグレーに茶色混ぜて砂とか、ブルーシートをざっくり塗って…肌色塗ってから…服や帽子塗って…
あーかなり大変だ…雑過ぎる…
色薄過ぎる…輪郭線クッキリ入れなきゃ…
でもそれどころじゃ無いよ、全体を塗らなきゃとにかく。
げげ!絵の具を各色、カラフルに出さなきゃでしょーが!?
えーと、、なに色?
この段階で、色鉛筆のチョイスミスに気付く。
ボディが木肌で、色の判別が困難!!!!
24色もあって、選べない!!!
残り5分で完全にパニック。

さあ、ここで私の特性が本格発動!
いや、そもそも8割がた見通しが立つと安心して詰めが甘くなる、といういつもの癖がそもそもの原因ではあったが…
焦ると視界が超狭くなって、物を見つけられなくなる。
しかも色の見分けがつかなくなって、全然思った色が見付からない!
手元が狂って色鉛筆を落とす。拾う。
嫌ーーーーー!!!
次々に塗り残しを発見し、「終了」の合図にもまた塗れてない!とペンを走らせてしまい、「もうかかないでください」と試験官。。
やむなくおしまい。
撃沈だよ…orz

教訓

もう受けたくは無いけど…
わかった事、

①油断禁物。事前に本番を想定した練習は必須。
(時間内に、指定のサイズの紙に色塗りまで完了させる。いや…当たり前よね…)
②色鉛筆は12色が良し!
③色鉛筆は、視認性重視、ボディの色がその物の色で包まれているごく普通の物を。
④鉛筆削りなど削る時間は皆無。


やれやれ。
どーなんだろこれ。。
ネットで色んな人の合格の秘訣見ると、とにかく明るく、クッキリ、全部塗る、ってのが共通のようだけど、、、
それが全然ダメだわ。
ホントに、完全なる油断…

思い出してたら疲れたので寝る。。
言語は逆に神がかり的に上手くいったので、また明日書けたら書く。


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