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自分の弱さと向き合う2日間

10/22~23にヒーローズリーグというハッカソンのイベントに参加しました。「ハッカソン」という単語は以前から知っていたものの、どんなものかはよくわかっていませんでした。最初は不安でいっぱいでしたが参加した後の素直な感想は「苦しい、悔しい、けど楽しい!」となりました。今日はそんな気持ちをもっと詳しく記事にできたらなと思います。
以下は実際に参加したハッカソンのリンクです。

余談ですが、ヒーローズリーグの公式サイト内に記載がある「Make WoW,Feel WoW」「作るを通して誰もがヒーローになれる」というフレーズは参加前からとても素敵だなと感じていましたが、今回イベントに参加してみて本当にそうだなぁと感じさせる力強さがありました!

自分が作成した作品の紹介

私が作成したものは「僕がお酒を飲んだら友達にスクワットをお願いしてくれる猫Bot」です。(ラノベのタイトルのように長い…)

自分の好きなことの「筋トレ」と「お酒」を同時にできないかな、という気持ちから考えることをスタートしました。結論「僕がお酒を飲んでいる時は他の人に筋トレをしてもらえばいいじゃん」という若干サイコパス気味な結論に落ち着いて制作を始めました。
仕組みとしてはシンプルで、私がアルコールを飲んだら、それをセンサーが検知し僕の飼い猫LINEが友達のLINEにスクワットのお願いをする、というものです。

もっともらしいフロー図

どんな風な流れか動画も作っているので見てもらえたらうれしいです。

参加してみての感想・気づき

期間中に感じていたことをZennというサービスを使ってメモしていました。より生々しい感想を読みたい方はこちらをご覧ください。今回は感じたことを整理して記事にしていきます。

①今ある選択肢からしか発想は生まれないのでどんどん使ってみよう。

実は猫の要素は作品のストーリーを補強するために後付けしました。
というのも、発表の準備をしていて、猫ではなくアルコール検知システムが通知を送っている感じだと、とても機械的で少し殺伐としている感じがありました。その中でもっと楽しい雰囲気が出るようにしたかったので
①かわいい猫が僕の飲酒をチェックしている。
②それを戒めるために友達へ猫がスクワットのお願いをしている。
みたいな話の方が面白い
なと思い猫を題材に加えることにしました。発表まで2~3時間くらいの時に決めたので、これまでやっていた技術を大急ぎで総動員してスライドやLINEのメッセージや画像などに猫感を加えました。
猫自体は私がもともと飼っていて大好きだから思いついたし、それに連動していろんなことにトライすることができたのはこれまで学んだことがあったからこそだと思うので、今持っている要素で最大限のアウトプットができるようにこれからも心掛けたいなと思いますし、使わないと技術は錆びてしまうので自主的にやってみる頻度を増やしたいなと思います。

②アウトプットが受け入れられるということは本当にうれしい。そしてそのための場づくりがすごい。

2日間の中でよく感じていたことのトップ3の中に「この企画って本当に面白いのか?」という感情がありました。どんどん自分が作っているものが面白いものなのかわからなくなっていくんですよね。
そんな中で自分のアウトプットをきちんと受け止めてもらえるというのは本当に嬉しいことだなと感じました。リンクは実際の発表のライブ配信です。

発表者はGatherというアプリ上に集合するのですが、その中でも活発にコメントを送りあったりTwitterでお互いに表彰しあったりすることが頻繁に行われていました。
こういった雰囲気を作るために適宜ハッカソン中はアイスブレイクやアイディア共有のワークを取り入れたり、参加者の進捗共有の場があったりして、そのおかげでお互いがお互いを「いいね」という雰囲気が形成されたんじゃないかなと思います。ファシリテーションというものが好きな自分としてはそんな視点でも本当に参考になることが多かったなと思います。

③競争することに向き合う

元々「恥をかきたくない」という消極的な理由から、順位がついたり、勝ち負けがつくことに対して苦手意識を持っており、今回のハッカソンも「入賞できたら嬉しいけど、ほどほどに肩の力を抜いて取り組もう」と逃げ腰になっている節がありました。ですが、2日目の朝に自分の甘さを感じました。気づかせてくれたのは同じく参加する人たちのTwitterでのつぶやきです。

「もっと自分にできることはないか」「本気で取り組めているか」をハッカソンも中盤を過ぎた遅いタイミングで改めて強く感じるようになりました。「この人たちと肩を並べてちゃんと戦いたいな」と思えたからこそ、もう一段階、制作のレベルを上げようと細部までこだわれたんじゃないかなと思います。もっと早くに気づいていればよかったと本当に悔しく思います。健全に競争するからこそ成長ができますし、なんでもかんでも、とは言わないですが競争する場に身を置くからこそ自分を高めることができると改めて感じました。

2日間走り抜けた後で思うこと。

2日間の初めてのハッカソンは作品を作ることを通して、楽しさや嬉しさと同時に自分の弱さとも向き合う2日間だったなと思います。
この悔しさを忘れないようにしないとな、と思って記事を終わります。
またハッカソン参加してみたいです!今度は最初からフルスピードで!

ハッカソンを通して面白い!と感じた作品

今回のハッカソンでは私の作品を含めて16作品が制作されました。その中でも私がアイディア・技術の面から面白い!と感じた作品も記事にまとめたので良ければこちらも読んでみてもらえると嬉しいです。


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