これは天啓なのか?日めくりカレンダーのお告げ 【エッセイ】
久しぶりに実家へ帰りました。
自分が引っ越す前から部屋に飾ってあった日めくりカレンダー。
大好きなムーミンと、我がバイブル『ガラスの仮面』に登場する月影先生の日めくりです。
ふと、「明日は16日だわね」と思い、表紙の状態で置いてあったそれらをおみくじ感覚でめくった私。
そして出てきたのが…⬆️見出し画像のお言葉でした。
ムーミンの日めくりでハッとして、月影先生の日めくりでグッときて。
自分はこれまでの人生で「自立」というものをちゃんと経験してこなかったのではないか?と打ちのめされました。
振り返れば、長きに渡る実家暮らし。嫁に行き引っ越したあとも猫🐈️会いたさに毎週里帰り。メンタルやられるとフラ~ッと実家に足が向く。隙あらば帰りたがる。
そして今回も…
「ち…違わい!土日仕事だから、今日は父の日のプレゼント前倒しで持ってきただけだぁい!」
と、のび太口調で(心の中で)わめく野比六太。
実家とはまこと有り難きものなり。
ちょっとずつ恩返しを…と思いながら、でも返しきれなくなっている自分。なにせ実家で過ごした時間が圧倒的に長い。
そんなところへ天啓の如く降ってきたこのお言葉達。
I know… I was spoiled.(甘えていた)
コノエイゴアッテマスカ?
結局自分はひとりだ。孤独だ。おそらく滅するときは一人だろうな。そういう恐怖みたいなものを私は常に抱いている(たぶん)。
だから日めくりカレンダーよ、追い打ちをかけるのはやめてくれい。
と、目を背けた数分後…
「わーい!実家って何でもあるじゃんね~🎵」
実家ライブラリーにある『ガラスの仮面』を、ベッドでゴロ寝しながら読み返していた私は、今日も誰かや何かに生かされているのです。
~おわり~
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🍀
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?