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ロッタのおはなしvol.8 「北欧買いつけのおはなし ~Fiskarsは素敵な街~」


「Fiskarsは素敵な街」

よくお客様から「フィンランドに行くんですが、オススメありますか?」とご質問を頂きます。

素敵なところが沢山あるので、なかなか一言で「ここです‼」みたいなことはお答えが難しいのですが、もし7月にフィンランドに行かれる方がいらっしゃいましたら是非ヘルシンキから少し足を伸ばして”Fiskars Village”に行ってみてください。

Fiskars Villageは、ヘルシンキ中央駅からTurku(トゥルク)行きの特急列車に乗って1時間ほどでKarjaa駅(カルヤー)まで行き、
そこからバスに乗って20分程で到着します。


「Fiskars Villageはこんなとこ」

フィスカルス・ビレッジは、自然がいっぱいのとても綺麗な街で、時間の流れもゆっくりしているように思います。

アーティスト村とも言われているこの村は、オレンジ色のハサミでも世界的に有名なフィンランドの刃物メーカー、フィスカルスブランド発祥の地でもあります。

かつてフィスカルス・ビレッジは製鉄業で一時代を築きました。
しかし、時代の変化とともに、廃村に追い込まれてしまいました。

そんなフィスカルス・ビレッジを救ったのは、アーティストやデザイナー、職人さんたちでした。

現在は100人以上のアーティストが暮らしていると言われており、小さなお店やセンスの良いセレクトショップ、職人さんのアトリエ兼ショップもあり、自然を楽しみながら散策できる本当に素敵なところです。


「Fiskars Antique Fair」

Fiskars Villageでは、7月に4日間のみフィンランド最大のアンティークマーケットが開催されていて、アラビア、イッタラのヴィンテージ、マリメッコの生地、白樺の籠や民芸品、家具やカトラリーなどなど、たくさん素敵な出会いがあります♩

野外(無料)、室内(有料)で行われ、たくさんのヴィンテージ好きの方々で賑わいます。
出展されている方から色んなお話を伺ったり、宝探しをしたり、憧れの品を間近で見れたり、疲れたら休憩したり。と1日があっという間に過ぎていきます。

お外(無料ゾーン)はテントで出店↓



コーヒーとシナモンロールで休憩しつつ↓

美味しいフードもいろいろ↓


みなさん自由に楽しく過ごしています↓

ヴィンテージとの出会いもたくさん♩↓

室内(有料ゾーン)には、こんなレアなヴィンテージも‼︎↓

夕方まで買い付けた後は、ご褒美休憩♩
天気も良くて、カラッとしていて最高です♩

沢山の宝物との出会いもあり、Fiskarsの自然にも癒され、ご機嫌で帰りのバスを待つこと15分。。。

予定時刻を過ぎてもバスが来ない。

「ま、そんなもんかな。」

と、あまり深く考えずに更にのんびり待つこと15分。。。

さすがに変だなと思い、周りを見てみるとKarjaa行きの最終バスなのに、待っているのは、私たちとマダムが1人だけ。

バスの時刻表を確認すると、見ていた時刻表は少し前のスケジュール。

この先待っていてもバスが来ないことに、ここでようやく気が付いた私たち。なんとも単純なミスです。

予約している電車の時刻も迫っているし、通りにでても山道なのでタクシーが走っている訳ないし。。。

困ったな。と思いつつ、先ほどのマダムに声をかけてみることに。

「時刻表間違えていませんか?」「karjaaに行きますか?」

と、聞くと「そうよ。」とのこと。

マダムという強力な見方を得たことで事態は急変。

手早くタクシーを呼んでくださり、相乗りでkarjaa駅まで。

料金はきっちり割り勘で、笑顔でバイバイ。

電車にも間に合って、無事にヘルシンキに戻ることが出来ました。

大袈裟かもしれませんが、80キロ近い荷物を抱えて途方に暮れて、本気でヒッチハイクも考えたほど。

ここでもフィンランドの人の優しさに助けてもらいました。

皆さんもバス時間にはお気を付けくださいね。


北欧で買い付けたヴィンテージ食器はこちら↓


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