LoLにおけるEsportsとCommunity Competition

こんにちは。

今回のテーマは「LoLにおけるEsportsとCommunity Competition」です。
みなさんは一般的に「競技性のあるゲーム」を全て「Esports」と呼んでいると思います。この記事ではこの2つがLoLにおいてどのように区別されているかを説明します。

ちょっと英字が多くて読みづらいかもしれませんがご了承ください。

早速ですが、LolのEsportsとCommunity Competitionの違いについて話をさせていただければと思います。
Riot Gamesから見た場合、以下の2点あげられます。

・担当する部門
・ブランディング

League of LegendsにおいてEsportsとは「LoLEsports」ブランドそのものを指します。担当するのはもちろん「Esports」部門です。
「LoLEsports」というのは「Riot Gamesが各地域で主催するプロリーグ、もしくはそれに準ずるもの」がこれにあたります。

一方、Community Competitionとはプレイヤーが主催する大会や対戦会のことを指します。Community Competitionを担当するのは「Community」です。Riot GamesがそれらをEsportsという言葉を使うことはありません。

なお、Riot Games以外の企業様が主催するLeague of Legendsの大会は厳密にはRiot Gamesの「Esports」ブランドには該当しませんが、全国高校生eスポーツ選手権のようにRiot Gamesが協力しているケースではEsportsの呼称を使用することがあります。Riot GamesではEsportsとCommunityの両方が協力して対応にあたります。また、「Third Party Tournament」という呼び方をされることもあります。

上記のようにLeague of LegendsではEsportsとCommunity Competitionは使い分けがされています。EsportsもCommunity Competitionにも、選手や運営、そしてファンがいるというところは共通しており、この10年間Riot GamesとLeague of LegendsはさまざまなTournamentsやCompetitionを経て、現在の形に落ち着いているという背景があります。厳密に分ける必要はないのかもしれませんが、ひとまず参考までに。

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なお、先日、北米のCommunity Competitionのガイドライン「NORTH AMERICA COMMUNITY COMPETITION GUIDELINES」がリリースされました。近々、Community Boardsが閉鎖されるので刷新されたようです。このガイドラインは一部に日本の法律上NGだったり、日本で行われている学生向けの「LeagueU」と重複している箇所もありますが、日本でもCommunity Competition主催者・組織はこのガイドラインに沿って運営していれば問題ないと思います。英語読めない方にも有志による非公式の日本語訳があります。いずれ公式から正式なものがリリースされると思いますので、翻訳精度についてはご容赦を。

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