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「人目を気にしない」「一芸に秀でよ」

昨日、あるコンサル会社のオンラインセミナーに、元中日の落合GMが登壇しました。内容的には過去の著作と同じ内容が多かったのですが、仕事の考え方として役に立ちそうな言葉がありましたので紹介します。

「人目を気にしない」

「こんなことをしたら、人からどう思われるだろうか」と思い躊躇してしまうことがあると思います。
でも「こんなことをしたらまわりになんと言われるだろう」という思いを振り払い、自分の信念に従って最善と思える決断をするべきだというのです。

たとえば春季キャンプで、シーズンと同じ月曜日お休みの「6勤1休」を導入した時(通常の球団は4勤1休)には「選手が壊れる」と批判されたこともあったが、結果が出ると手のひら返したように称賛された。
逆にチームに貢献しようと、チーム事情によって三冠王をとった年にトレードに出されたこともある。

ただ信念に従い、最善だと思うことを貫くことで「今の自分には何が必要なのか」が見えて来る。それを阻害するのが「人からどう思われるか」などという考え方であるから、「人目を気にせず、自分の信念に従って打ち込む」ことが大事であるとのことでした。

思えば、自分の人生、そういう意味での後悔は多いかもしれません。

「一芸に秀でよ」

走攻守の3つ揃った選手はほとんどもいない。
攻守がうまくても、足が人並みなど、何かしら欠点がある。
うち2つが秀でていればレギュラーとして使われる選手である。

でも1つしか秀でたものがない選手が使われないかといえば、そうではない。必ず必要とされる場面が出て来る。

だから誰にも負けない「一芸」に磨きをかけることが、プロの世界で生き残るには不可欠なことであると。

営業ができて、事務作業ができて、企画ができるなど、なんでもできる人もいますが、ずば抜けて全てできるわけではなく、それよりも仕事は雑だけど、営業成績がずば抜けている人や、内向的だがEXCELのフォーマットで人を助けることができる人が重宝されるということはよくあります。

この2つの言葉は仕事はもちろん、転職活動にも使えないでしょうか。

面接の時に「相手がどう思うだろう」と考えてしまい、結論のない曖昧な返答をしてしまうことはありませんか?職務経歴書を書く時に、あなたの「一芸」がよくわからないまま、あれもできるこれもできるになっていませんか?

もう一度、考え直し、意識して行動してみたら、転職活動も今の仕事もうまくいくことが出て来るかもしれません。


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