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知ったかぶりよりか、何を知らないか明確に

新しい分野、業界、職種、もっと上のポジション、より大きな組織・・・

挑戦を求めて、転職活動をされる方も多いです。

志や情熱はあっても、当然ながら経験も知識もないという話が多々出てきます。

それは避けようがありません。

それに関連した質問をされたら、どう答えますか?

「わかりません」で終わらせてしまいますか。

それとも

「知ったかぶり」で答えてしまいますか。

おそらく、どちらも印象が悪いですよね。

そこで、こういう話になったときの答え方の参考はないかと考えました。何名か、成功例がありますので紹介したいと思います。

1名は、未経験であり、知識もない分野の話でしたが、企業研究をして、また求人の研究もされていました。それで「自分には何ならできるが、何が足りないから、それを勉強していち早くそのポジションに見合ったレベルになる」と伝えたことで、相手が誠実さを感じて採用になりました。

他の1名は、現場経験はあったが、マネジメント経験が不足していました。「上司に感じていた良い点悪い点を明確にして、私はこういう部分がポイントであると思っているから、そうなるように努めたい」という話が、先方の考えるマネジメントの考えと合致していたので内定が出ました。(この方は、他社との比較で辞退されましたが・・・)

もう一名は、「具体的に何をやりたいというのが明確」であり、「それに対し、何の経験がないので、それを上司の下についてやらせて欲しい」と。「それで会社に認められたら、ステップアップしていきたい」という話で、ポジションは一つ下からのスタートでしたが採用されました。これは、面接官の誘導もあったようですが、「どうありたい」が明確だったことが、そういう流れになったようです。

その3つに共通するのは「知らないのが何か、経験がないのは何か」ないし「具体的に何をやりたい」を理解していて、その上で「そのギャップをどう埋めていくのか」ということを自分なりに持っているということです。

無理して求人に合わせて、自分を大きく見せようとしたり、知ったかぶりをしたところで、相手はその道のプロですから、一瞬で見透かされます。でも、「何ができないか」を理解できていれば、それさえ身につければ職務が遂行できるので、採用されることもあるのです。

一つの考え方として参考にしていただければと思います。


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