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2021年ガリシアの旅。 | ア・コルーニャ編

5月上旬に新型コロナウイルスの警戒事態宣言が解除され、州をまたいだ移動が可能になったスペイン。

和歌山県と関係の深いガリシア州の状況を知るため、1泊2日で旅行に行ってきました。



まず訪れたのは、大西洋に面した港湾都市、ア・コルーニャ。サンティアゴ巡礼路の一つ「イギリス人の道」の起点となる街です。

全世界に2000店舗以上を展開するファッションブランド「ZARA」発祥の地や、サッカークラブ「デポルティーボ・ラ・コルーニャ」の本拠地、ホテルが立ち並ぶ美しいリゾート地としても知られています。

今回は、そんなア・コルーニャのおすすめスポットを紹介します。



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■ 世界遺産・ヘラクレスの塔

ローマ時代に作られた高さ55mの灯台で、建造から約1900年経過した今でも現役で使われています。

昨年放送のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」スペシャルで真野恵里菜さんが『恋ダンス』を踊っていた場所としても話題になりましたね。



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■ マリア・ピタ広場

旧市街にある市庁舎に面した広場で、イギリス海兵隊の襲撃に街をあげて抵抗し、勝利を導いた女性の名前がつけられています。

広場の中央には彼女の銅像もありました。



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■ サン・アントン城

16世紀、港の防備のために作られた要塞で、現在はア・コルーニャの歴史を紹介する博物館となっています。

内部では、サンティアゴ巡礼路のことも紹介されていました。




■ ア・コルーニャのプルポ

ガリシア州は、タコ(スペイン語で「プルポ」)が美味しいことで有名です。

タコというと歯応えがあるイメージですが、こちらでは茹でる前に叩いて柔らかくする伝統があるそうです。

(今は一度冷凍して柔らかくする方法が一般的だそうですが)

とろけるようで美味しかった。。。




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■ 最後に

現在スペインでは、州ごとに異なる感染対策がとられています。

ガリシア州では比較的厳しい措置がとられており、博物館の部屋ごとに定員が設けられていたり、そもそも一般の見学を受け付けていないところもありました。

ただ気候がいいからか、多くの人が街中を散策していました。


観光に大きく依存しているスペインでは、先週から安全と判断した国の外国人観光客を受け入れており、隔離も健康診断書の提出も不要となっています。

国同士の繋がりが深いEU圏内からも、すでにたくさんの観光客が訪れているようですね。


私たちも青空の下、海風を感じながら気持ちよく散策できました。