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すべてが円くなるように

限界OL書店として
備忘録を残し始めてから7ヶ月か経ち
最後に記録してから5ヶ月が経ってしまった

何事も続けることは難しい

でも再び思い出したのだから
書いてみよう

ということで今回は
MIKIMOTOのHPに掲載されている
原田マハさんの連載を。

仕事の休憩時間にこっそり読んで
それからしばらく
原田マハさんの文章とともに
考えを巡らせていた
(頭の中で何を考えるかは自由だ)


ここには忘れたくないシーンを残す
また次読むときは違う思いになるかもしれない

窓辺に並んで懸命に手を動かしている職人たちの姿は、いちまいの絵のように美しかった。

Vol.1 すべてが円くなるように

平和に、美しく、調和をもった世の中であるように。すべてが円くなるように。この海から生まれた真珠たちのように。

Vol.1 すべてが円くなるように

いくら花の都とはいえ、さすがに慣れてしまいそうなものだが、不思議なことに、いまだにいつ来ても初めて訪れたかのような新鮮な驚きを覚える。
毎朝、アパルトマンの鎧窓よろいまどを開けるたびにこの街の美しさに驚き、ドアを開けて通りに出て行くたびにここにいられる幸せを新たに感じる。
この街で生きて、呼吸して、暮らしている。そのこと自体、自分にとって「奇跡だ」といつも思っている。
パリが私にそう思わせてくれているわけじゃない。私が勝手にそう思っているだけだ。
それがパリという街である。

Vol.2 円い三日月

家から一歩、表通りに出た瞬間、肌にくる空気感。同時に、歴史ある都市だけがもつそこはかとない知性、そこここに漂う美の気配。圧倒的な街の景観の美しさが、この街に特有の空気感をもたらしている。街なかを歩くたびに、なんという街だろうと感嘆せずにはいられない。

Vol.2 円い三日月

クロワッサンを優雅に食べられる人って、この世界にいるんだろうか。
そう思うと、なんだかおかしくなった。
その想像は、その日いちにち、私の心を円く豊かにしてくれた。

Vol.2 円い三日月

Vol.3 フェルメールとの約束

これはどれか一部を切り取るなんてことは
できない

わたしの毎日が円く豊かになりますようにと
思いを込めて

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