リーダーになるということ

3年ほど前、新しい事業所の立ち上げをした。

必然的に責任者になって、売上を出さないといけない、引っ張らないといけない、リーダーの経験がないから見よう見まねでやるしかなかった。

マネをするうえで、1番印象に残るリーダー像は、その前にコールセンターで働いてたから、その時の上司が記憶に新しかった。

コールセンターの上司は厳しく数字にストイック、激詰めは当たり前だったので、僕も影響を受けてたのかもしれない。

野球部で1年がこき使われて、2年、3年になった時に後輩をこき使う。
それと同じように、僕も同僚を激詰めし、声を荒らげ、数字にストイックに厳しいリーダーになってしまった。

自分もやられたから、自分が上に立ったら同じようにしよう。
憧れや傲慢さが顕になってしまう。

今では後悔している。
もっと真摯に向き合えなかったのか。
声を荒らげるのではなく落ちついて出来なかったのか。

リーダーの経験は様々な学びがあった。
自慢ではないが結果は出した。
成功体験を得た。

1on1でエリアの部下一人一人の話を聞き、良くなるように導いたり、気付きを与えたり、悩みを聞いたり、マジで大変だった。
人数が少なくてもこんなに大変なのに、もし大企業ならこれの何倍、何十倍も大変なんだろう。

大切なのは経験から何を学ぶかだ。

もし次、リーダーになるような事があれば、その時は、優しく、強く、人間味のある、そんな人になれたらいいな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?