『弁えない』女が騒ぎ『弁えない』ことを証明している

オリンピック大会組織委員の会長、森氏の発言に批判が相次いている。

まずみなさんは『弁える』の意味を勘違いしているのではないだろうか?『弁える』という言葉は『立場を弁える』という風に使われることが多く、『女性に立場を弁えろということか!』と吹き上がってるが、そういう意味ではない。

『弁える』とは『物事の道理をよく知っている。心得ている。』という意味である。これは森氏の発言からもそういう意味合いで発言したことが伺える。森氏の発言はこうだ。

「私どもの組織委員会にも女性は7人ぐらいおられますが、みんなわきまえておられて、みんな競技団体からのご出身であり、また国際的に大きな場所を踏んでおられる方々ばかりです。

ですからお話もきちっとした、的を射た発言をされて非常にわれわれ役立っておりますが、欠員があるとすぐ女性を選ぼうということにしているわけであります。」

まともに文章が読める人間であれば、『立場を弁える』の意味で使われてないことがすぐに分かるはずだ。

そして、最後の一文が森氏の発言する意図を表している。『欠員があるとすぐ女性を選ぼうとする』ことが良くないと意図している。

なぜよくないのだろうか?少し上の分を読めばわかる。『みんな競技団体からのご出身であり、また国際的に大きな場所を踏んでおられる方々ばかりです。』

つまり経験のある弁えた人間が選ばれているが、欠員をすぐ女で埋めようとすると経験のない弁えない人間が入ってきてしまう、それが良くないのだと言いたいことが分かるはずだ。

ネットでは『弁えない女』等というタグを使い、まさに本来の意味で『弁えていない女』が騒いでいる。自ら道理の分からないことを証明してしまう形になってしまった。

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