マグロ転がる セルフライナーノーツ

皆様ごきげんよう。最近文章を書くのが楽しいLoopです👼
今回は私が2020年3月25日に発表した"マグロ転がる"という曲のお話。
グロテスクでセンシティブな題材なので苦手な方はご注意です(~_~;)
↓↓楽曲はコチラ↓↓ 聴かずに文章だけ読んで頂いても大丈夫です！

説明されずともタイトルとジャケットで全てを察した人もいると思いますが
今作のテーマは"(鉄道における)人身事故"・それによる轢〇体"です<゜)))彡
私は学生時代からそういった事柄にまつわる事に対して思う事が多々あり、
その何だかグチャグチャした感情/揶揄を込めまくったのがこの曲です。
まぁ一旦込めた思いとかは置いておいて、楽曲の構成に触れていきます。

☆"マグロ転がる"の楽曲構成☆
踏切音で三三七拍子したら何かすごい嫌な感じになるんじゃないの？
という発想から楽曲の作りを考えていきました。
なのでメロとか置いといて三三七拍子を乗せるためのリズム作りから。

リズムはとにかく大味でドンタンドンタンしたものを意識しました。
キック1・３拍…に対してスネア2・4拍…と入れていくあれですね👼
実際に微妙にずらしている箇所もありますが大枠はそれです。

キックは3種類鳴っていますがうち2種はめちゃめちゃ歪ませていて
もはやキックの音ではなくブゥンという低音ノイズになっています。
楽曲全体の何だかバグっている感を演出している要素🐛
とにかく繊細さの欠片もないというのがポイントです。

次にメロですがシンセベースと尺八っぽいフルートで奏でています。
盛り上がる部分ではオルガンをかぶせて良い雰囲気風にしていたり、
急に登場したギターが上下にチャカチャカ適当に弾いています。
曲の箇所箇所で演歌のような音階が登場しますがあれもわざと。
これ入れとけば日本的でしょみたいな自分の浅はかさの表現です。

私そもそもそこまで演歌に詳しくない人間です。嫌いじゃないけど。
その私が要素として取り込もうとしてる滑稽さを感じてほしい|ω・)
(演歌自体を否定しているわけではありません。)

メロが途中までは切り気味なのに盛り上がるとこだけはなんか流暢。
も楽曲構成を通して楽曲を揶揄しています。すぐ揶揄するね…👼
ここ、弾いているフレーズは本当にほぼ変わっていないんですよね。
でも凄い展開しているように派手になったように聴こえますよね。
浅はかで安直ですよね。
オルガンを入れて伸ばして弾いたらいいじゃん！！！、みたいな。
工夫がない。

☆楽曲に込めた思いと一定層への揶揄☆
ここまで読んでくださり本当にありがとうございます！！(*- -)(*_ _)
ある種ここからが私が一番お伝えしたい事でもあります。
(ぜひ最後までお付き合いいただけますと幸いです。)
今作 事故を起こした人を茶化してるように聴こえるかもしれません。
しかし、私が茶化しているのは飛び込みとかした人じゃなくて
それに対してずっと文句を言っているタイプの人です。

Twitter(今はイーロン君のせいでXでしたっけ？)とかを見ていると、
結構な確率で"人身事故"がトレンドにあがる国、ここは日本。
どんな内容が投稿されてるんだろうと見てみると大抵文句です。
バイト終わりに最悪～とか今日は大事な案件があるのに、とか。
〇曜日から人身起こすなよ！とか人身起こすやつは馬鹿だとか。

一番意味わからないのは駅員さんにずっと怒鳴ってる人たち。
駅員さんに時間巻き戻す力でもあると思ってるんでしょうか？
もう起きてしまった他者のことを彼らはどうもできません('Д')
ていうか明日は我が身だと思いませんか？
私だってあなただってふとした衝動で飛び込むかもしれない👼
文句を言われる側になるかもしれない👿

ある種人身事故というものが怒りのはけ口用コンテンツと化してる。
あったこともないであろう人の自死へ対しよくそんな怒れるなって。
まぁでもだからこそ死ぬべきじゃなかったのかなとも思います。
知らない人に文句を言われるぐらいならダラダラ生きようよって。
それを考える余裕さえももうないから死ぬんだろうけどね…(´;ω;｀)

最後に 
こうして曲にしてnoteで解説までしてる私が一番馬鹿です！<゜)))彡
終わり👼

↓↓今年4月に再録版も発表しました↓↓ ちょっぴり洗練された感。