黄金日車

ゆめもうつつも、おなじこと。

黄金日車

ゆめもうつつも、おなじこと。

記事一覧

祇園さん

仕事が終わって帰路につく、家に帰り着くまでの途中に7月のこの時期はずっと太鼓の練習の音が…

黄金日車
2週間前
2

ひまわり

夏を感じる場所をまた今年も思い出す。夏を実感する。夜の7時、まだ外が明るい。白夜で数時間…

黄金日車
2週間前

水がほしい救って、掬ってくれる水。大地に叩きつける雨、溢れ落ちる雨、あのときの雨。命がめぐる音と似ている。ぽつぽつ、しとしと、ぱらぱら、ざあざあ、ぴちょぴちょ、ざんざん、水たまりになって排水溝へ流れていくのを横目にみながら長靴で踏みつける。ぽつ、ぽつり、ぽつと消えてく。

黄金日車
2週間前

そんなものは重要でないどうにでもなるものだしどうでもいいなんだっていい、と、いつもそう言って自分を後回しにした。正面からまっすぐにみつめるのがむずかしい、もうおそいもう手遅れで、助けてと言う自分に飽きたもう聞き飽きた、もう全部どうでもいいから面白いこと起きないかななんて考える空に

黄金日車
1か月前
1

空洞を埋める何かは一生涯のうちに見つかる気がしない ましてやそんなもの常に満たされていも面白くない空の箱を水でいっぱいにするにはどうしたらいいか考えるのははじめから収まりきっていて考える余地のないものよりもよっぽど価値があると思う?死に1番遠い非現実世界のなか! 何も考えたくない

黄金日車
1か月前
1

水の上に寝転んで浮かんで沈んでいきたいゆっくりゆっくりと冷たくなる身体とわたしの体温を確かめたいそうして水の上に寝てしまいたい綺麗な川や湖に行ったときそんな衝動に駆られて水の中へ入りたくなる感情を抑えられない夜の森に吸い込まれもう二度と帰ってこれなくなるはずだった2歳のわたしへ

黄金日車
1か月前
1

雨の中踊る人生もある

黄金日車
1か月前
1

そっと窓を開けておく明日のために。

黄金日車
1か月前
1

そこにあるのに触れられていないような 味がしないような 形がなくて無味のまま

黄金日車
1か月前

なりたいものにもなれないでやりたいこともできないでじかんがすぎてくような感覚に陥った

黄金日車
4か月前
2

今日が終わっていくね、葉桜になったね。もうすぐに5月になって暑くなって、梅雨が来て、夏が来る。私は昨日も今日も何も伝えられないまま、無限に続きそうな有限を消費していく。猫背はなおりそうもないし、喉を通るのは自分の都合のいい言葉だけ。、きっと明日はもっと矛盾と混沌に呆れるんだろう。

黄金日車
8か月前
2

でもいまのままの名前のない関係は足踏みして前に進めずに留まり続けてるけど、一方で贅沢な時間の使い方をしているようで、罪悪感と血の巡り、脈動を感じる。毎日の真新しい空の広がりに嫌気がさして、少しずつ死に向かっていると、時計の針の秒針の音が五月蝿く聞こえてきて私の気に触る。

黄金日車
1年前
4

泣いても涙が届いていかないのは貴方がわたしの住む世界にいないから空も海も雲も違うからなんだね。

黄金日車
2年前
3

合図なしに雨雲がやってきて合図なしに肯定してくる雨に降られてさ、土砂降りでもさ愛があれば温度のある糸雨だと思うんだろうけどさ

黄金日車
2年前
3

指先で容易く触れれば失血し、鋭利な破片は辺りを赤く染めるだろう。月光が雨を照らす。濡れた地面から上がってくる匂いを私の中に閉じ込めるために窓を開けておく。一晩中眠れずにいた。雨音が綺麗で。

黄金日車
2年前
4

何もできない私を嘲笑いながら言葉を吐き捨てることに理由はあるのだろうか。花は枯れてしまって失った水分を取り戻そうとはしない。あの頃を思い出す。花は時間の経過を感じる。割れた花瓶と既に生命を失ってしまった花を見て、昔の自分のことを思い出した。

黄金日車
2年前
5

祇園さん

仕事が終わって帰路につく、家に帰り着くまでの途中に7月のこの時期はずっと太鼓の練習の音が…

黄金日車
2週間前
2

ひまわり

夏を感じる場所をまた今年も思い出す。夏を実感する。夜の7時、まだ外が明るい。白夜で数時間…

黄金日車
2週間前

水がほしい救って、掬ってくれる水。大地に叩きつける雨、溢れ落ちる雨、あのときの雨。命がめぐる音と似ている。ぽつぽつ、しとしと、ぱらぱら、ざあざあ、ぴちょぴちょ、ざんざん、水たまりになって排水溝へ流れていくのを横目にみながら長靴で踏みつける。ぽつ、ぽつり、ぽつと消えてく。

黄金日車
2週間前

そんなものは重要でないどうにでもなるものだしどうでもいいなんだっていい、と、いつもそう言って自分を後回しにした。正面からまっすぐにみつめるのがむずかしい、もうおそいもう手遅れで、助けてと言う自分に飽きたもう聞き飽きた、もう全部どうでもいいから面白いこと起きないかななんて考える空に

黄金日車
1か月前
1

空洞を埋める何かは一生涯のうちに見つかる気がしない ましてやそんなもの常に満たされていも面白くない空の箱を水でいっぱいにするにはどうしたらいいか考えるのははじめから収まりきっていて考える余地のないものよりもよっぽど価値があると思う?死に1番遠い非現実世界のなか! 何も考えたくない

黄金日車
1か月前
1

水の上に寝転んで浮かんで沈んでいきたいゆっくりゆっくりと冷たくなる身体とわたしの体温を確かめたいそうして水の上に寝てしまいたい綺麗な川や湖に行ったときそんな衝動に駆られて水の中へ入りたくなる感情を抑えられない夜の森に吸い込まれもう二度と帰ってこれなくなるはずだった2歳のわたしへ

黄金日車
1か月前
1

雨の中踊る人生もある

黄金日車
1か月前
1

そっと窓を開けておく明日のために。

黄金日車
1か月前
1

そこにあるのに触れられていないような 味がしないような 形がなくて無味のまま

黄金日車
1か月前

なりたいものにもなれないでやりたいこともできないでじかんがすぎてくような感覚に陥った

黄金日車
4か月前
2

今日が終わっていくね、葉桜になったね。もうすぐに5月になって暑くなって、梅雨が来て、夏が来る。私は昨日も今日も何も伝えられないまま、無限に続きそうな有限を消費していく。猫背はなおりそうもないし、喉を通るのは自分の都合のいい言葉だけ。、きっと明日はもっと矛盾と混沌に呆れるんだろう。

黄金日車
8か月前
2

でもいまのままの名前のない関係は足踏みして前に進めずに留まり続けてるけど、一方で贅沢な時間の使い方をしているようで、罪悪感と血の巡り、脈動を感じる。毎日の真新しい空の広がりに嫌気がさして、少しずつ死に向かっていると、時計の針の秒針の音が五月蝿く聞こえてきて私の気に触る。

黄金日車
1年前
4

泣いても涙が届いていかないのは貴方がわたしの住む世界にいないから空も海も雲も違うからなんだね。

黄金日車
2年前
3

合図なしに雨雲がやってきて合図なしに肯定してくる雨に降られてさ、土砂降りでもさ愛があれば温度のある糸雨だと思うんだろうけどさ

黄金日車
2年前
3

指先で容易く触れれば失血し、鋭利な破片は辺りを赤く染めるだろう。月光が雨を照らす。濡れた地面から上がってくる匂いを私の中に閉じ込めるために窓を開けておく。一晩中眠れずにいた。雨音が綺麗で。

黄金日車
2年前
4

何もできない私を嘲笑いながら言葉を吐き捨てることに理由はあるのだろうか。花は枯れてしまって失った水分を取り戻そうとはしない。あの頃を思い出す。花は時間の経過を感じる。割れた花瓶と既に生命を失ってしまった花を見て、昔の自分のことを思い出した。

黄金日車
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