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双極性障害 もうひとつの安楽死③

精神疾患の安楽死はきっと認められるのは困難だと思います。
症状が数値化できなかったり、回復の見込みの可能性の予測がつきにくいでしょうから。

となると患者さんの主観による部分が多くなるわけですが、この世から消えたい、楽になりたい、という言葉をそのまま受け取った場合、安楽死にいたるケースはかなりの数に昇るような気もしますし。

なるべく迷惑をかけずに消え入りたいという気持ちは、ある面優しさなんじゃないかと思います。
もちろんその人に「生きていてほしい」と願っている人にとっては優しさとは映らないとは思いますが。

以前ネットで見たように記憶しているのでですが、普通に生活をしていたと思われる人が突如失踪してしまうケースが結構あるような内容のものでした。

詳しくは覚えていないのですが、確か皆置手紙のようなものを残されたものに当てて書くのですが、みな迷惑をかけたくない、という思いが共通していたように思います。
その方たちが死を選んだかどうかは記憶がありませんが。

せめてこの世から消え入りたいと思って苦しむ病があること、そして、その病と長い期間向き合っている人がいること。

元気に学校に行きたい、家事をしたい、仕事をしたいと思っても中々思うようにいかない人がいること。

そういう人たちもいてこの今の世の中なんだ、と皆が当たり前に受容してくれる社会になればと、切に願います。



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