【読書メモ】お金持ちになる 黄金の羽根の拾い方 2015
こんにちは!lookbookです。
皆さんは、「お金持ちの方程式」ってご存じですか?
私も、この本を読むまでは、そんなものがあるなんて知りませんでした。
今日ご紹介するのは、こちら。
「お金持ちになる 黄金の羽根の拾い方 2015」
この本は、
・同名で2002年に出版されたものの改訂版。
・当時30万部のベストセラーになった。
≪どんな本か?≫
・経済合理的に人生を設計して、キャッシュフローを最大化する、さまざまな技術を解説した本。
≪本書の構成≫
PART 0 : 著者が「黄金の羽根」を見つけるまでの経緯
PART 1 : 人生を最適設計する資産運用の知識
PART 2 : 人生を最適設計するマイクロ法人の知識
PART 3 : 人生を最適設計する働き方
≪何のためにお金持ちになるのか?≫
国家にも会社にも家族にも依存せず、自由に生きるのに十分な資産を持ち、何ものにも束縛されない状態で、真に自由な人生を生きるため
≪定義≫
【目標】真に自由な人生を生きること
【自由】何ものにも束縛されない状態
【経済的独立】国家にも会社にも家族にも依存せず、自由に生きるのに十分な資産を持つこと
【近道】最短距離で目標に到達できる、少数の人しか知らない方法
【黄金の羽根】制度の歪みから構造的に発生する〝幸運〟手に入れた者に大きな利益をもたらすもの
「知識社会」あるいは「情報化社会」では、情報が瞬時に共有されていきますが、万人がそれを活用できるわけではない。
(中略)
「ゲームを楽しむためには、ゲームのルールをよく知らなければならない」ということです。
PART 1 : 人生を最適設計する資産運用の知識
≪お金持ちの方程式≫
資産形成=(収入-支出)+(資産運用×運用利回り)
≪お金持ちになる方法≫
①収入を増やす
②支出を減らす
③運用利回りを上げる
PART 2 : 人生を最適設計するマイクロ法人の知識
≪マイクロ法人≫
自営業者が法人化すること
≪マイクロ法人の具体的活用法≫
①合法的な範囲で、できるだけ税金を払わない。
②合法的な範囲で、できるだけ多く再分配を受ける。
PART 3 : 人生を最適設計する働き方
≪グローバル化した知識社会≫
知識社会とは、「知」が権力として作用し、そこから富が創造される社会。
≪知識社会の仕事は3種類のみ≫
①クリエイター
②スペシャリスト(専門家)
③マックジョブ(代替可能な仕事)
※①②をあわせて「クリエイティブクラス」と呼ぶ。
≪格差社会の仕事≫
グローバル化した知識社会では、労働者は
①「クリエイティブクラス」
②「マックジョブ」
に、二極化されていく。
私たちにとって最大の資産が〝働く能力〟すなわち「人的資本」であることは間違いありません。
≪人的資本から収益を増やす方法≫
①人的資本への投資によって、運用利回りを上げる。(効率を上げる)
②人的資本の運用期間をできるだけ長くする。(長く働く)
≪人生100年時代の働き方≫
・80歳くらいまで、働かなければならない時代になる。
・その場合、仕事が「苦役」のままでは、耐えられないだろう。
・ならば、「自分の好きな仕事」をするしかない。
≪知識社会に生きるということ≫
自分だけのニッチを見つけ、人的資本を最大化する〝スペシャル(専門)〟に特化し、会社に依存せずに市場から富を得る。知識社会に生きるとは、そういうことです。
最後まで読んで下さり、ありがとうございます!
気になった方は、ぜひ読んでみてくださいね!
「お金持ちになる 黄金の羽根の拾い方 2015」知的人生設計のすすめ
橘玲 著
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