VOOを購入した理由(VTIとVTを比較して)
こんにちわ!
米国株初心者投資家の「ブル兵衛」です。
前回の「トレード戦略について」のnoteが少し反響があったので、今回は米国株ETFの代表VOO・VTI・VTの中でなぜVOOを購入したかを書いていきたいと思います。
まず先に結論を言います。それはVOOの方が防御力に優れていたからです。えっ・・・そんなと思っている方いませんか?よくツイッターでVOOよりVTI・VTの方がいいと言われてますが、そんな事はなく過去10年間はVOOの方が防御力に優れました。
それでは私が調べたVOOについて見ていきたいと思います。
①VOO・VTI・VTとは何??
*知っている人は②の過去10年間のVOO・VTI・VTから読んでください。
VOO・VTI・VTもバンガード社が提供しているETF(上場投資信託)。
VOOは名称は「バンガード・S&P500ETF」S&P500に連動するETFです。
米国株指数のS&P500を買っているようなものです。
500銘柄で構成されています。
VTIは名称は「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」です。
米国のほぼすべての上場企業(4000~5000社)に投資をしているインデックスファンドです。なのでこれが結構人気ですね。
米国を丸ごと買えるETFみたいな言い方をされたりしてます。
VTは名称は「バンガード・トータル・ワールドストックETF」です。
その名の通り新興国を含む世界47カ国の株式に投資ができるETFです。
全世界の投資可能な市場時価総額の90%以上をカバーし、約2900銘柄で構成されています。だそうです。
全世界を買っているイメージですね。
VOO・VTI・VTを説明しましたが
VOOは500銘柄
VTIは4000~5000銘柄
VTは2900銘柄で構成されているので、
VTI・VTの方が防御力に優れていそうな感じしますよね?
でも実際調べてみたら違いました。銘柄数では「防御力は上げれない」
という結論に至りました。
②の過去10年間のVOO・VTI・VTの推移。
VOOを選んだ最大の理由は過去を10年間の株価の推移を調べたからです。それを調べるためにこのサイトを使いました。
「PortfolioVisualizer」です。
このPortfolioVisualizerは過去の年数を設定すれば、、その年の銘柄のパフォーマンスをみる事ができます。
今回はのVOO・VTI・VTの2011年から2021年までの10年間に設定をして3銘柄のパフォーマンスを調べる事にしました。その結果がこちら
図をざっくり説明すると上から順にVOO・VTI・VTなってます。
下のグラフは青線がVOO、赤線がVTI、黄色線がVTです。
余談ですが、黄色のVTが成長率が一番悪く、VOOとVTIは同じくらいの成長率ですね。
ここでVOOが防御力が優れている点について
まず赤枠のWorst Yearと書いてある所、これは10年間で1番成長しなかった年の成長率です。
これがVOOでは-4.5% VTIでは-5.21% VTでは-9.76%でした。
年間ワースト成長率を1番小さく抑えられたのはVOOなのです。
そして青枠のMax. Drawdownとは10年間で1番株価が下がったのは
何パーセント?と表しているのがMax. Drawdown。
これがVOOでは-19.58% VTIでは-20.84% VTでは-22.15%でした。
10年間で1番株価の下落を抑えられたのもVOOなのです。
*ちなみに3銘柄ともコロナショックの時の下落のものでした。
③まとめ
上記の説明からVOO・VTI・VTで防御力に優れているのVOOとたどり着いた訳です。だからと言ってVOOを購入しなくていけない訳ではありません。
ただVOOをVTI迷っていて、みんなVTIを購入しているからという理由ではなく、自分で探し出した理由・理屈が欲しかっただけです。
あと10年先はVTIの方が強いかもしれません。ただ自分でこの理由でこれを購入したという経験がないと成長しないと考えました。
正直VOOとVTIどちらが強くても関係ありません。
自分が10年後にこの経験を活かして投資ができていれば、それで十分だと思います。
今は悪戦苦闘しながら相場に向かうの1番の成長だと思ってます。
1番ダメなのが人の情報に踊らされる事。損切りができない事。
この2つに注意しがら頑張っていこうと思います。
最後にこのnoteは決して投資を勧めるnoteではありません。
投資を行う際は必ず自己責任でお願いします。
ここまで読んでくださいまして、ありがとうございました。