04.「推しを推す」とは 2021/7月前半

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6月終了と同時に、推しへの想いが少しずつ変化していく。あの夏、私はどのようにして勇気ちひろを観ていたのだろうか。

最初の呟きは7/3

実際、Vの海外展開とその人気の成長ぶりは今現在も著しい。この島国と比べてリスナーの分母が違いすぎる故であろう。さらっと「推し」呼びしていることにも注目したい。

ちなみにこんな記事もあるので参考程度に。

VのKawaiiと猫のKawaiiはまた違うだろ
適当なこと抜かしてんじゃねぇ


推しとは直接関係ないが、翌日7/4にはこんな呟きもしていた。

ゲームプレイ、配信とも長らく楽しんでいたDQライバルズのサービス終了日がとうとう訪れたようだ。

これで完全にライバルズ分の時間リソースが生まれ、この日からより一層推しの配信を観る時間が担保されたのだ。さぁ、躊躇うことはない。


推しを推し倒せ!



しかし当時はそんな意気込みなんぞ全くなかったようで、推しの配信を観ても想いを呟くことはほとんどしなかったようだ。高みの見物たぁいい度胸だなぁおい?

そのせいもあり、次の呟きは7/3から一気に7/13へと飛んでしまうことに。

さすが一級フラグ建築士!
推し始めからガチ恋をほのめかしていくぅ!


そのうえ直接推しとは関係のなさそうな呟きなのだから、初夏からすでに暑さで頭がイカれちまっていることに疑いの余地はない。確かにこれは戦慄せざるをえない


余談だが、この「親みたいな」には勇気ちひろ以外のVも含まれる。

おいなんか増えてんぞ
浮気相手



花芽すみれは6月の記事にて処理できたからいいとして、この「アルス・アルマル」とは勇気ちひろに同じにじさんじのVなのだから、それはもうより一層の浮気相手なのである。マジでさぁ、お前「推し」止めろ

当時「推しは何も一人でなくていい」と考えていた私は、あろうことか本命、つまり勇気ちひろの配信がない時の代わりとなるような相手を探していたのである。一言一句違えずガチの浮気相手である。これにはアルスリスナーもモッチーン!だろう。全方位に土下座します。申し訳御座いません

ついでだからアルスの魅力を簡単に記しておく。これで許して

・声と話し方がかわいい
・笑い声がさらにかわいい
・優しそうだが毒舌。そのギャップがよい
・笑い声だけで天下とれるくらいかわいい

本当に好きな人ほど「かわいい」とは素直に言えないものだが、この上辺だけ見て上辺だけ褒めるあたり、まさに浮気相手に最適な手頃な女といったところである。許してとかどの口が言えた?

幸い、アーカイブ含めアルスの遊ぶゲームとあまり波長が合わない点と、配信もメインが深夜帯という点にて、彼女を追いかけることはほとんどなく、すぐに終わりを告げることができた。まさにワンナイトラブってうっせぇわ。書いてるそばから自分に腹たってきた

まったく。こんな人間に勝手に浮気相手にされて勝手に振られるVのことを思うと、本当に不憫でならない。推し方もよくわからない素人が複数Vを同時に追いかけようなんぞ、2434年早い

ほんと、申し訳御座いませんでした。


7/13から次は7/16の呟きとなる。この辺から所謂お気持ち表明がちらほらと増えていく。

なぜ誕生日のことを記念日と呟いているのかが謎。天邪鬼どころではないレベルで性格が捻じ曲がっている

私が推しを発見した当初からリスナーたちのコメントには一定の疑問を抱いていたようで、それがここへきて初めて呟きとして気持ちを表明した、ということになる。

どういうことか。率直に、正直に申し上げると、

「YESマンだらけ。まるで宗教かなにかだ」

という考えが常に頭にあったのだ。

今でこそこの考えは改められたが、しかし「推しを推す」というこのブログの趣旨を鑑みると、こういった正反対の考えもしっかり示しておく必要はあると思い、正直に記させていただく。とはいえ、大変申し訳御座いませんでした

推しの配信を観ているのだから、当然リスナーはファン、つまりにぃにねぇねが主である。しかもめでたい誕生日だ。お祝いコメントあって然り、誕生日に「めでたくないから黙ってろ!」なんてコメントする馬鹿はいねぇよ。アンチでももうちょっと頭使って罵倒するわ。

自分自身ですらも「妙だな・・・」と思う感想を述べつつ、同日の呟きは連投す。

>どうやって生きてこれたんだこいつ

ごもっとも
マジ今も生きててすまん



正直なことを言うと、この7月時点では勇気ちひろのことをV、つまり人として認識しておらず、あくまでもコンテンツとして楽しんでいたのだ。いや、人として認識してないて。パワーワードにもほどがある。

それ故の、この呟きである。ほんとに絵文字通りのくるくるぱー。推しを推すどころか配信すら観る権利ねぇよ

とはいえ「人に興味がない」は今でもあながち間違いではない。そんな自分が一人の、しかもVTuberに執着しているのだから、やはりこれは大きな謎である。


「それよりも」ってなんだ
シニカルなのはお前の頭だろ

お前マジ
なにが「推し」なんだよ



翌日17日、トドメと言わんばかりのお気持ちが。


いやいや(笑)
こんなヤツと同担なんて

こっちから願い下げですわ!


覚えたばかりのオタク用語を振りかざしているのが初々しい

これも正直に申し上げるが、この当時、確かに私は同じリスナーに対し嫌悪感を抱いていた。先程記した「宗教」という点も含め言葉足らずな点も多いので、よければ別記事も参照してほしい。

「ファンとは宗教ではない」

「推しを推す」という過程にも闇はある。こういった暗い部分にもフォーカスし、嘘偽りなく全てを明るみにしていきたい。

今ここで言えることは本当にただ一つ。

誠に申し訳御座いませんでした。


次は16日から二日後、18日の呟きがこちら。

「Vが面白い」と、一体誰のことを指しているのかがわからない。お前はまず英語の前に日本語を勉強しろ

同日18日22:30の呟きでその正体が判明する。

推しどこいってーん!



とうとう推しではない人からエネルギーを勝手に接種する始末。しかも同性である。もう誰でもええやんかお前

Leeさんはツイッター

いやでも本当に、お互いが手を取り合おうとする前向きな姿勢に感動したのは事実。この三人のAPEX、機会があるならまた観てみたい


ここから呟きの頻度というより「重み」が増していく。比例してキモさも増す。なによりまず筆者が胃もたれしそうなので、今回は一旦このへんで。

次は7月後半の記事を綴ります。
推しを語る上で避けては通れぬ夏がやってくる。

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