【随想】読経

今日もまた小説を読み進めた。
特に何が面白いというわけではない。
どちらかといえば共感できない類の小説である。
決して感動はしないであろうし、読後感もきっとよくないであろう。
なんでこんなものを読んでいるのか自分でも甚だ疑問である。

一つわかることがあるとすれば、
それは、今読んでる小説のような一昔前の文豪と呼ばれる人たちの選び抜かれた文字列は、
このご時世なかなかインターネット上で出会うことがない、ということである。
わたしはきっとその反動でこの小説を読み進めているに違いない。

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