【随想】呪術廻戦


さて、さて、呪術廻戦。
怒涛のおすすめに負け、第13話までアニメで視聴。
確かに好きかもしれないが、
期待値よりじゃっかん低め。
というより既視感の量多め(すくななのに)。
歴代ジャンプのコングロマリット作品かなと思った。
キャラクターは、瞳が小さめで、
どこか冷めた銀魂、ワンパンマンのような
表情乏しい脱力系ヒーローの系譜。
特別な存在伏黒恵がサスケで、目を隠している五条悟はカカシ先生。
ミッションが順次発生して、
呪術師たちが派遣されクリアしていくGANTZ的ゲーム展開。
特級呪霊はもはやジョジョのスタンドで、
登場の仕方はネフェルピトーのそれと一緒。
カイトと同様の絶対絶命のピンチが起き、
器は斬魄刀と会話し、九尾のチャクラを借りて、
魔族大隔世で闇遊戯が卍解を繰り出し、
大守八雲通称ヤモリを滅多打ちにする。
死神代行篇もしくは桃地再不斬篇が終了し、
僕だけがいない街や寄生獣のような尸魂界篇と入ったと思ったら、
第14話からはまさかの中忍試験篇へ巻き戻しらしい。
幽霊、妖怪、吸血鬼、宇宙人、海賊、鬼、ホムンクルスと
ジャンプが作り出してきた日本の想像力は、いったいどこへ向かうのか。
しかし、まだ両面宿儺以上に魅力的な敵が出てきていないため、
はやくヴォルデモートや大蛇丸、藍染が現れてくれることを切に願う。
今のところ好きなキャラは「ここからは時間外労働です」の七海建人さんです。

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